応援コメント

ふたりだけの戴冠」への応援コメント

  • この章は読み応えがすごかったです。食事や戦を通した二人の関係の歩み寄り、エティエンヌの成長、ルネのヴィクトールへの感情…言葉ではなかなか言い表せないですが、それらが相互に作用して濃厚な読後感を生み出しているような気がしました。
    戦の部分も確かに前の章とあわせて戦記物然としていて、これによって魔法料理の重要性もはっきり分かったように思いました。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます。
    このエピソードは前半最後の山場として書いたので、読みごたえがあったとのお言葉が嬉しいです。ここまでの総括としてしっかり機能するエピソードになっているようで、よかったです。
    戦記物的な部分も、きちんと戦記物的に書けているようで安心しました(あまり自信がなかった部分でもあるので)
    諸々ありがとうございました!


  • 編集済

     五色ひいらぎ様、コメント失礼致します。

     ルネはあえて「王冠」である「神の料理人」として、エティエンヌを王に推戴しようということですか。
     まあ魔法に必要なマナを生み出せる人物として諸将にも認知されているから、アメールに「王はエティエンヌだ」と言われて抗し切れるとは思えませんし。
     ですが、諸将は「傀儡としての王」を求めているかもしれず、その傀儡が戦闘で勝利を収めても認めるつもりはさらさらないのかもしれませんが。

     続きも楽しみにしております!

    作者からの返信

    コメントありがとうございます!

    ルネの「王にする」については、立場というよりは精神面の話ですね。王にふさわしい人格や自信を育んでやる……というような感じに捉えていただければ、と思います。

    誤字報告についてもありがとうございます。
    本エピソードはかなり急いで書いたので(近況ノートで切羽詰まりぶりを晒してしまいました……)ちょっと色々粗さが出てしまったようです。お手数かけましてすみません。

    「本当には」は「本当のところは」で直しております。自分に問いかけてみたところ、どうも「本当は」よりも若干やわらげた感じがほしい場合に「本当には」が出てくるようです。今後ちょっと注意してみたいと思います。

    「命を賭けて」は「命を懸けて」に修正しております。

  • 自らの弱さともろさを自覚しているエティエンヌ。重要なのは、そのような感情的リスクを負いながらも、「私はこれでよい」と思える自己肯定感。

    それには、アメールのように関わる姿勢が必要だ。アメールはエティエンヌの行動を評価、つまりフィードバックしている。それを知ることで、強みや成長のチャンスに繋がる。

    ルネ・ブランシャールは一度、ヴィクトールに依存して失敗した。今度は、王と対等に支え合える友となれるのか?

    今後の展開に注目です。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます!

    自己肯定感と成長とは、本作のひとつの軸の部分なので、着目していただけてうれしいです。
    アメールことルネも、エティエンヌも、それぞれに感情面で難しさを抱えているので、今後そこがどうなっていくかをお楽しみいただければとても幸いです!