概要
【カクヨムコン10短編】チビ、君をひとりで死なせてごめん……
我が無雲家には、『チビ』というコザクラインコがいた。
ある冬の朝、チビは朝目覚めなかった。お空の星になってしまったのだ。
チビ、君が我が家に起こしてくれた奇跡は尊いものだったよ……。
ある冬の朝、チビは朝目覚めなかった。お空の星になってしまったのだ。
チビ、君が我が家に起こしてくれた奇跡は尊いものだったよ……。
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!その小さな鳥は、小さな身体に奇跡と幸せをめいっぱい詰め込んでいた。
無雲さんのお家にやって来たインコのチビちゃんは、とっても小さいです。
命に大小なんてもちろんないんですけど、それでも私は、こんなに小さな鳥なのだから、きっと寿命も短いのだろうなと思っていました。
無雲さんのTwitterを見るまでは懐くなんてことも知りませんでしたし、カゴから出せば飛んで逃げて行ってしまうと思っていたので(やたらと『逃がしてしまいました、探しています』系のツイートを見かけるし)、犬や猫に比べて、なんかもっとこう……ドライな関係だと思っていたのです。失礼な表現になりますけど、ほんと、鑑賞用、っていうか。
でも、違うんですね。
チビちゃんは、無雲家の人達にたくさん愛されて、『…続きを読む