概要
ここはお客様の夢の中でございます。どうぞお寛ぎください。
主人公の〈彼女〉が働く〈茶屋〉に、どこからともなくお客様が訪れる。聞き手は〈茶屋〉のあるじである〈ばば様〉だ。お客様が語られるお話により天候が、風が、風が運ぶ匂いが変わる。
〈彼女〉はときどきお客様のお話をねだり、〈ばば様〉はお客様の言葉を書き付けて地下書庫に遺す。片付けられない想いをしまいこむ場所。それがここ、渡夢橋のたもとにある〈茶屋〉である。
〈彼女〉はときどきお客様のお話をねだり、〈ばば様〉はお客様の言葉を書き付けて地下書庫に遺す。片付けられない想いをしまいこむ場所。それがここ、渡夢橋のたもとにある〈茶屋〉である。
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