ログ38 大爆発
アイパーはLaboratoryから射出された。
その直後にLaboratoryの扉がブチ破られ中に化け物が殺到した。
そんな化け物に対して、またしても音声が流れた。
【低能な皆様ようこそ我がLaboratoryへ。そして、永遠にサヨウナラ。キサマ達を私の可愛いアイパーの元へは行かせない!この部屋には、キサマ達にとっての天敵ともいえる龍馬隊の血液から作成した毒ガスが充満している。じきに麻痺症状が出るであろう。】
その言葉を証明するようにLaboratoryで探し物をする化け物たちに徐々に麻痺症状が発生し、次第にその場で動けなくなっていった。
【フフフ。やはり私の仮説はあっていたようだ。であれば殊更頼んだぞアイパーよ。母は先に逝く。どうか××××××へ渡して。世界を救って・・・】
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴッゴゴゴゴゴ
Laboratoryを目指して何かが流れ込んでくる音が聴こえる。
麻痺で動けない化け物たちもことの異常さに気が付き叫んでいる。
【気が付いたか化け物たちよ。今、富士山のマグマ溜まりに穴を開けた。溜まっていたマグマがこのLaboratoryに流れ込み毒ガスに引火し大爆発を起こす。無論麻痺で動けないキサマらがこの爆発を受ければ木っ端微塵だ。それでは、本当にサヨウナラだ化け物たちよ。】
ズドドドドドッドドドドドドドドドーーーーーーーーーーンンンン!!!!!!!!!!
大爆発が起こりLaboratoryは跡形もなく吹き飛んだ。
それと同時に40体の化け物たちも毒ガスの大爆発ということで木っ端微塵に吹き飛ばされたのであった。
【ggjgjjj・・・ギギ・・・ジジ・・・世界が救われますよう・・・・n・・・】
ヴァオン
「と、いう経緯で今ここに私はイマス。まさか、Mr. Tatsuhikoに会えるとは。」
英雄のタネ ~パラレルワールドは異世界ですか?~ 空山羊 @zannyou
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