主人公の遙人は女性恐怖症を克服した過去を持つため、彼の所属する秘密組織【LICENSE】から男性恐怖症であるヒロイン・常盤美陽の護衛任務を依頼される。
しかし、その護衛対象と初対面でラッキースケベな状況となり、出会いは最悪だった。
◇ ◇ ◇ ◇ ◇
もうね、最初の設定が面白い。こんなん読み進めたくなるに決まってるじゃないですか!
ほのぼのとした学園テイストに秘密組織が絡むことで緊張感がよいスパイスになり、どんどん話を読み進めたくなる。
元女性恐怖症の主人公と現男性恐怖症のヒロインという組み合わせが物語をより魅力的にしていて、登場人物たちの感情の移り変わりが丁寧に描かれている上に、主人公たち以外のキャラクターも、ひと癖もふた癖もあるので読みごたえがある
。読むうちに、どんどん惹きこまれる作品です。
主人公は極秘裏に活動する組織、LICENSEの一員。
そんな彼に今回下された指令は…何と護衛任務!?
何故そんなことをと頭を悩ませながら歩いていると、目の前で少女が車に轢かれそうになっていた!
しかしそこは鍛え抜かれた身体能力で辛くも追いつき、助けることに成功。ホッとしたのも束の間、何と彼の手は…彼女のマシュマロに触れていました^^
手痛い平手打ちを貰った後、ふと思い出す…彼女は最重要任務の護衛対象だった!?
この任務、早くも失敗…?
けれど話はそう単純ではなく。主人公こと神条くんやヒロインの常盤さんの過去や身辺を交えながら、色んなイベントや出来事は巻き起こるのでした…!
「私の---恋人になってくれませんか!?」
「……へっ?」