エキゾチシズムへと心が旅をする。おとぎ話のような読み心地

個人的な私のツボとして、中東やアジアなんかのエキゾチックな舞台のお話は刺さりやすいのですが。
この作品はそういうタイプのお話の上で、文体を中心とした全体の雰囲気がとてもマッチしていて、するするっと読めてしまいます。
少し古い時代の翻訳小説のような、そんな雰囲気が香るのです。
一般的な読みやすい小説とは毛色が違うのに読みやすいのは、物語との親和性なのか、作者様の力量なのか。

レビュー執筆時点で、43話まで読了。
完結まであと90話、ここからも楽しく読ませていただきます。

その他のおすすめレビュー

雨蕗空何(あまぶき・くうか)さんの他のおすすめレビュー1,202