光を待ち焦がれるウタを詠む

短歌の秋テーマ「光」で詠まれた本作です。
光って、まばゆく煌めく瞬間を、イメージしがちですが。
光り輝くまで。
光り出すまで、待つ時間を表題作は詠まれていて。

今回、短歌を書かれた方はよく分かると思うのですが、限定された音数のなかで、ナチュラルに書くことの難しさ。そこを作者様は、本当に自然に詠んでいるから。単純に、すごいなぁって思います。

光を待ち焦がれるって
多くの人がそうだと思うんですよね。
いつか光り輝きたい、って。

そんな僕らの胸に染みこむ歌でした。

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