純情な大学生のキュンキュンするアオハル物語

いや〜、なんか若い頃を思い出しましたわ。一年も片思いって、長いかもしれないけど、当人にとってはあっという間なのかも。多分若い頃はそうだった(笑)

大学生でもまだこんな純情な男子がいるのかなって思ったけど、それはもうからっからに乾燥してひび割れてしまったオバハンの感覚ですね。

『それはまるで、雨上がりに一粒の雨のしずくがしたたり落ちる、マスカットだった』

この表現が好きだなって思いました。

ホラーとミステリー、それとBLばかり読んでいるこの頃、なんかかつての青春の1ページに想いを馳せさせてくれた良き逸品でした。

アオハル真っ最中の若人から、過ぎたアオハルを懐かしんでいるオジサンおばさんまで、全ての方にオススメしたいです♪