よかれと思ってやることがすべて裏目に出るという、救いのない展開が怖い。でも何よりも怖いのは、この小説を読んでしまったということ。
カクヨムでは、主にミステリー、ホラー、SFを書いて、読みます。 好きな作家は小川洋子さん。
恐ろしい「ぶらさがり女」。 ぶらさがり女に狙われてしまった主人公ですが、怪異から逃れるための手段を知っています。 当然、主人公はそれを実行します。その結果……。 さて、主人公の身に起きた出…続きを読む
このレビューは小説のネタバレを含みます。全文を読む(389文字)
本作が読者を恐怖に陥れる場面は、科学が記す物理法則を無視した怪異が人間に迫る、ホラーの王道です。しかし、その後がもっと怖い。ああ、嫌だ、嫌だ。ちょっと話題を変えましょう。情報弱者、という…続きを読む
『ぶらさがり女』の噂をきいてしまった主人公。 早速『ぶらさがり女』が窓の外に来てしまいました。 『ぶらさがり女』はコンコン、と窓を叩いて「開けて」と言うだけではないのです。 恐ろしい能力で…続きを読む
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