描かれるは、等身大の社会人。就活生、社会人必読の何故だか泣ける短編小説

本作を読み終わって、なぜだかちょっとウルッと来てしまいました。

その理由はたぶん、本作で描かれる主人公がどこにでもいそうな”ふつーの人”であり、なんかすごいご都合主義的な幸運に恵まれるわけでもない……等身大の社会人だからだと思います。

要は、すっごく共感しやすいんですよね!

私も今の職場にそれなりに長い間努めてますが、ある日いきなり何かしらの理由で解雇されたら、確かにこんな感じの気持ちになりそうだな、と。

そこまで文字数の多くない3000文字ちょいの短編ではありますが、ラストまで読むと本当に色々なことを考えさせられます。

取りあえず、温かい食事は疲れた人の心を救うのです!!

社会人、そして就活生の皆さま、ぜひご一読を……!




……余談ですが、2024年現在の大手牛丼チェーンで並盛を食べようとすると、大抵400円ちょっと、モノによっては500円近くかかります。
280円と言う安さがどこか懐かしく感じるのも、本作が泣ける一因になっているのかも知れません( ノД`)

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