【BL】年下の第五王子様は昔の「約束」を守りたいようですよ？

あらすじ（適宜変わる可能性があります）

　戦争の果て、祖国ハルタ国から敵国であったシャリュトリュース国へ人質として来た八歳のレゼンは、そこで美しい少女を見「結婚してほしい」と言うが、それは第五王子の六歳のラズリルだった。
　人質と言えどレゼンとラズリルは十年間兄弟のように育ち、生きてきたが、唯一の欠点ラズリルはレゼンの寝室に必ずと言っていいほどラズリルが潜り込んでいる。
それを毎朝、起こし、食事の間に連れて行き、仕事をさせ、と執事みたいなことをして過ごしていた。
　そんな生活も慣れているし、このまま生きていくのだろうか、と思っている途中、レゼンが十八の時に祖国から戻ってくるよう手紙が来る。
　それと同時にラズリルはレゼンのことが好きだったと語り、抱きついたりキスをしたりとレゼンを振り回す。…続きを読む