終わり、のその次

今までずっと続けてきたことを止めるのは、今までの頑張りが無駄になるような気がして怖い。でも、止めたその先には新しい何かが待っていて、それは結局今までの積み重ねの上にあるものなんだと感じました。
6年間小学生をしたから、小学生を卒業して次に中学生になる。
ずっと野球をしていたから、由羽は野球を止めても功輝が応援している。

小学生から中学生への区切りが目前に見えてきた子どもたち特有の、寂しいような嬉しいような不安なような期待あふれるような、そんな気持ちが爽やかで心地いい物語です。