西洋と和風、双方織りなす転生ファンタジー

主人公は、「気弱なのか度胸があるのかわからない」と評される、マルツィア。
魔術の名門ヴィスアニ家から、魔術師の出来損ないが出てしまい、生まれ育った魔術都市ハルーンを追放される。
そうして、故郷から離れる船の上で、男に絡まれて困っていたところを美青年が助けてくれた、のだが……。
その美青年は自らを神と名乗る、ちょっとおかしな人だった――。

という、読者の心を鷲掴みにするキャッチ―さから始まる物語です。
しかも、どうやら美青年の思い込みではなく、竜と宝、そこにまつわる輪廻など、興味をそそられる設定が盛り沢山!
蛇に良く似た神様と、蛇をくまなく嫌う女の子、ここにどういう物語が展開されるのか、今後に大いに期待です!

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