二千年の時を経てミステリーとロマンスが交差する大作ドラマ
ダンジョンそこに有るのは殺戮か希望か
ダンジョン建設に関わる者達の生き様を
ある時はシリアスに、ある時はコミカルにドラマチックに描いている作品
いくつもの謎とドラマが交差した先に、やがて真実が明かされる
ダンジョンそこには、ミステリー、サスペンス、トラップ、宝箱、友情、成長、笑い、涙、ロマンス、カツ丼もユッケも嫁取りも、なんなら巨額の借金もあるよ!?
二千年の時を越えて様々なものが交差する、ダンジョンなだけにミルフィーユの如く何層にも重なるドラマを御賞味あれ!
ダンジョンとは何か? 数々の冒険者が一獲千金の夢を求めて彷徨う迷宮。
では何故ダンジョンの床や壁が綺麗に揃えられ、宝箱が配置され、ボスが待ち受けているのか? それはもちろん腕の良い魔族の大工さんが施工して、お客さんが来てくれるように賞品を入れ、ボス役を演じる戦闘員を雇っているからです。
舞台となる骸田ダンジョン工務店は底辺も底辺、明日をも知れぬ零細企業。夢と希望を胸に入社した設計士アンちゃんも、会社が抱える巨額の借金を知って頭が真っ白です。そこに現れたのはドSで鬼畜でパワハラ満載の敏腕ダンジョンコンサルタント、魔上アスタロト――――
このお話、基本的にはお仕事コメディです。零細工務店がドタバタしつつダンジョンを作り上げて冒険者どもを迎え撃ち、そこで得た資金を基にまたダンジョンを作り上げる。
でもそれだけのお話ではありません。個性豊かな所員達はそれぞれの思いや事情を抱えてこの工務店で働いており、それらが絡み合う人間ドラマがまず面白い。
さらにはこの工務店と所員が抱える謎が世界の存亡をも左右するという、緻密に張り巡らされた伏線がコメディ風味の外見に油断した読者を唸らせてくれます。
それにしても愛すべきは多彩なキャラクター。私のお気に入りは真性のゲスであり筋金入りのチンピラ、ゲスーダ・ロクデナン。どうしてこんなにゲスでクズで救いようのない奴まで魅力的なのか、理解に苦しみます。
単純に面白いお話で笑いたいという方も、多彩なキャラが織り成す人間模様を楽しみたい方も、緻密に張り巡らされた伏線に唸りたい方も、ぜひお手に取ってご覧ください。ダンジョンの裏側、面白いですよ?
まず、とにかく笑えます! それに読みやすいんです。一話一話のボリュームが長すぎす短すぎずの丁度いい塩梅で、それも読みやすさに直結してるのかなって感じます!
ただ、ただのコメディーでは終わりません。
作者様の確かな筆致と、数え切れない引き出しの多さに裏打ちされた魅力の種類は多種多様!
その引き出しには喜劇だけじゃなく、熱いバトル、シリアスな漢達の生き様、上質なサスペンス&ミステリー、ある意味一途なラブストーリー、涙なしには読むことができない人間ドラマ……感情を揺り動かされる極上のエンターテイメントの数々が詰まっています!
かくいう私も、お仕事コメディーとして読み出したのですが、何度も目頭が熱くなる場面に遭遇しました。
下手な例えで申し訳ないのですが、本作は魅力的なキャストが舞台に立ってお客様を笑わせ、感動させて魅了する劇場と、様々なアトラクションが楽しめる遊園地が併設された総合テーマパークみたいで、とにかく一日中読んでいてもずっと楽しい……そんな小説です!
笑って泣いて、熱くもなりたい方、絶対に後悔しないので、是非ご一読を!
ダンジョン。
それは色々な作品に登場する夢とロマンが詰まっている危険な場所。
でもそのダンジョンって、どうやって生まれるんでしょうか?
この作品はとある異世界にあるダンジョンを作る工務店がどん底から這い上がる物語です。
ギャグ多めで思わず声を出して笑ってしまうストーリー展開。
「とにかく笑いたい!」という人におすすめの一作です。
「なんだギャグ多めか〜〜」と思ったそこのあなたは少しお待ちを。
確かにギャグは多めです。
しかし、それだけではないのがこの作品の凄いポイント。
ちゃんと考察要素、シリアス展開、そして何とラブストーリーまで!?
とにかくてんこ盛りすぎて「この作品に好きな要素が入ってない人はいないのでは!?」と思うぐらいです。
少しでも読んでみようと思った方は是非1話だけでもお立ち寄りを!
ダンジョンは造るものなんだよ!
自然にできるんじゃないんだよ!
誰が造ってるって?
決まってんじゃん!
魔物~~~~~~!!!
でもね!
それはもちろん秘密の真実!
熱い魂の職人さんたち!
事務のお色気お姉さん!
秘密な過去をもつ、紳士な所長!
会社を立て直す助っ人イケメン!
真面目で可愛い新人の女主人公!
ブラック?職場で働く、魅力あふれる愉快な面々!
もちろん、み~~~んな魔物!!!
冒険者をキル!
勇者達をキル!
それが丹精こめて魂こめたダンジョン!
経営戦略! 社内交流! 借金返済!?
コミカルに、胸熱展開に、ミステリー!
今日も愉快で凶悪な楽しいダンジョン造り♪
人間側がいいですか?
魔物側がいいですか?
究極の選択をするために!
お気軽に骸田ダンジョン工務店に見学に来ませんか!!!
これは、勇者をはじめ、人間サイドは知らない真実……。
ダンジョンは……、魔物が制作していた!
勇者パーティーをHITすると、ダンジョン側の得点になる!
これは魔物側の商売だぁぁ!!
商売だってからには、当然、儲けに失敗する「ダンジョン工務店」も存在する。
主人公・アン(アンデッド、女性)
が勤務する工務店も、歴史は古い老舗ながら、資金難にあえいでいた!
そこで、経営をテコ入れする為にやってきた凄腕コンサルタントの男、アスタロトは、
鬼畜。
ドS。
もう一度言おう。
ドSだったのだー! このドSっぷりが、楽しい。そこまでやるか! アスタロトよ!
私はアスタロトが気に入っている。だってぶっとんでるんだもん。
物語は、
コメディ80%
ミステリー5%
アクション5%
恋愛5%
社会派3%
エロ2%
で綴られる。コメディがメインなので、する〜っと楽しく、読めますよ!
この、ミステリー5%がポイントで、あちこちにちりばめられた謎に、ページをたぐる手が止まらなくなりますよ。
ゲームの知識があってもなくても、楽しめます。
おすすめですよ。
ぜひ、ご一読を!
大まかに言うと、主人公のアンが勤務するダンジョン工務店がD-1グランプリに参加して、優勝を目指すお話です。
ダンジョン制作側のワチャワチャが見られて楽しいです。
しかしそれだけでなく、ミステリーやギャグ要素もあります。
アスタロトという凄腕のダンジョンコンサルタントのお陰で、D-1で良いところまでいきますが……。
ライバル店からの妨害等があり大ピンチに……?
知らぬ間にアンデッドになっていたアン。
偽物疑惑の所長。
再会するアンとアスタロト。
襲いかかるライバル店の妨害。
ミカエラとの攻防。
問題山積みの中、果たしてアンの工務店はD-1グランプリで優勝できるのか……?
この次も、サービスサービス♪