分かった!令嬢ものの漫画を読んで思ったこと
もうすぐ8月も終わる。
夏は執筆が進むような気がする。
夏はわくわくする気持ちから執筆する意欲が湧き、冬はじんわりと心がほぐれていくかんじから執筆する意欲が湧くような、季節ごとの執筆意欲の高まりがある。
書き手のみなさんはどうだろうか。
そして私は今日気付いたことがある!
それは……、
胸キュンの小説の場合は「現実離れしたキャラクターを登場させるということ!」
例を挙げるならば、御曹司、不良、幼馴染といったかんじだ。
そして、ほっと心が温まる小説の場足は「リアルにいそうな人物を登場させるということ!」
人間関係に悩む会社員、子育てに疲弊している主婦、友人関係に悩んでいる学生などが思いつく。
私は後者の雰囲気の小説を書くことが多く、胸キュン小説を書こうとしても、どこか上手くいかないところがあった。
胸キュン小説を見るのは大好きで、少女漫画ももちろん好き、乙女ゲームも大好き。
それなのに、私の書こうとする胸キュン小説はなぜかしっくり感がなかった。
そんななぜしっくりこないのかという悩みを解決してくれる漫画に出会うことができた。
令嬢×男装という漫画なのだが、この漫画が凄い。
来てほしいところに来てほしい球が来る、そういったかんじと言えば分かるだろうか。
とにかく、読者側が求めていることをことごとくやってくれる胸キュン漫画だった。
何度布団の上でゴロゴロと悶えたことか。
悶え終えて、私の頭に浮かんだのは「どうやったらこんな面白い話が描けるのだろう」ということだった。
どうやったら、こんなに読者を引き込むことのできる話にできるのだろう。
どうやったら、こんなに魅力的なキャラクターになるのだろう。
どうやったら、こんなに応援したくなっちゃう主人公を描けるのだろう。
どうやったら、所々シリアスなのにきゅんきゅんする話にできるのだろう。
いろいろ思考を巡らせた結果、たどり着いた答えが、先ほど挙げた
胸キュン小説ならば「現実離れしたキャラクターを登場させるということ!」
ほっと心が温まる小説ならば「リアルにいそうな人物を登場させるということ!」。
胸キュン小説はリアリティ感があるよりも現実離れしている方が読者の心を掴みやすいことに気付いた。
胸キュン小説に求められているのは「こんな恋愛してみたい」というような憧れなのではないかと思う。
少なくとも、私はそうだ。
今さらながら、書こうとしている小説のジャンルによって、「非現実!」「リアリティ!」をかき分けなければならないということに気付いた。
私の中では大きな気付きだった。
私も非現実的なキャラクターを生み出すことに挑戦してみようと思う。
そして胸キュン小説を書いてみたい。
胸キュン小説は非現実感が大事、心温まる小説はリアリティが大事だと書いたが、非現実感の中にもリアリティがある、そんな胸キュン小説も書いてみたいと思う。どちらにしろ、まだまだ書き手としてたくさん学ぶことがありそうだ。
みなさんのキャラクターは、現実離れしたキャラクター、リアリティのあるキャラクター、どちらですか?
キャラクターを生み出すときのポイントなどあれば教えてくれると嬉しいです!
8月もあと少し!
熱中症など、くれぐれもお気をつけください。
これを読んでくださった方にいいことがありますように!
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