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概要
あやふやなあなたに送る手紙
木下楓の不満のはけ口は、手紙を書いて郵便受けの中にいれること。今は死んでしまったおばあちゃんが教えてくれた方法だった。
「嫌なことも楽しいことも手紙に書いてここに入れなさい。全部かぐや様が見て、返事をくれる」
しかし何度、手紙を書いたところで16年間一回も返事が返ってくることはなかった。
高校2年の夏、高校卒業後の進路について先生や母親に言われることにうざったく感じていた楓は、いつものように手紙を出した。
その翌日、楓あてに匿名で手紙が送られたのだった。
「嫌なことも楽しいことも手紙に書いてここに入れなさい。全部かぐや様が見て、返事をくれる」
しかし何度、手紙を書いたところで16年間一回も返事が返ってくることはなかった。
高校2年の夏、高校卒業後の進路について先生や母親に言われることにうざったく感じていた楓は、いつものように手紙を出した。
その翌日、楓あてに匿名で手紙が送られたのだった。
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