壮大な大河ファンタジー風。殺し愛な宿敵同士による異類婚姻譚。
- ★★★ Excellent!!!
この作者さんの作品はいくつか読んでるんですが、今回の小説も抜群に面白いです。まさかの十年殺しあった宿敵なヒロインの戦姫とヒーローのグリフォンが婚約してしまうというはじまり。つかみからもう、奇抜で面白い。
それと世界観も壮大で素晴らしい。
絶対不可侵領域「竜の吐息」って単語がもうわくわくしかしない。
そして、ヒロインの得物が国滅ぼしの力をもつ伝説の武器だったり、その武器には意思があって持ち主を選んでそうなのだったり。面白要素しかなかったです。
キャラクターも魅力あっていいですね。ハールバルズ卿とシスコンの兄上がいい味出してた。
もっと続きを読みたいです。
頑張ってください。