比喩、そのひとつの極致( ;∀;)

僕は「ああ……」と思いました。

言葉と意味は概念の上でリンクしています。ゆえに俳句はその約束の上で成立し、概念としての知識や背景を言葉の裏に忍ばせ含む事で、正しく「想い」を伝播させるものだと考えます。

ですが、こちらの二十首、概念を逆手に取り固定した比喩を連続させる事で、「比喩の意味そのものが変貌してゆく様で伝わる何か」を表現しておられます。この表現方法と効果は技術として用いられますが、特筆すべきは二十首という形態でやり切った事だと思います。とても驚きました。

ただし、僕の様な凡人が俳句の良し悪しをどうこう言える立場ではありません。

ただ一言、胸に迫ります。

そこにある「比喩」の意味がどんどん変遷してゆくその時、皆様はどんな感情をそこに見出すでしょうか? どんな想いを受け取るのでしょうか? どんな光景を思い描くでしょうか? 

お勧め致します。

皆様、宜しくお願い致します( ;∀;)

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