面白く読んだ。

こどもができて、男女の関係が変わる。
この際に愁嘆場や修羅場が起きなかった場合(それはつまり、生活に困らないだけの収入なりが確保されているということだが)の物語が描かれている。

男側の、人生が固定されることへの恐怖などは、わたし自身はイマイチ共感できないが(現に生きてるのに固定されていないつもりなのか?)このような言い訳を言う男がいるだろうなというリアリティがある。

読者はどのように話を終えるのか、この反実仮想(もし〜〜だったらどうなるか)の決着を見て欲しい。

見た上で、自分であればどう振る舞うのか、考えることが楽しい作品だった。
書いていただきありがとうございます。