パートタイマー
雪のように
可能な限り外に出る
反射して
全ての明かりを追いかける
カメラの曇り
背骨の白さ
水たまりは
怖くなるくらい
生ぬるかった
手を
アーカイブとして取り込む
しばらく中身が読めなくて
それでも
受け入れるために
シャッターを押す
決してどこにもない
自分の体を
太陽がたしなめる
風が
あっという間にどこかで修復され
綿菓子みたいに
気さくなくちどけ
かすかな背骨
見えない波が
渇いていく
炎症が
動脈、静脈を
研ぎ澄ませ
進んでしまう治癒
それに君が追いついたら
覆い被さった
その
美しい、
を
裂いてやる
まゆこ二十六歳 瞳 @hitomimur
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