概要
就活連敗の俺を雇ったのは妖でした
就活活動中の十野文也(とおの・ふみや)は本日もお祈りメールを貰い、帰路につくため電車にのっていた。
ガタン、ゴトン
ガタン、ゴトン
ガタン、ゴトン
茜色の夕陽が差し込む列車の中、睡魔に襲われていく文也。
気付くと乗客は誰もおらず、車窓の景色も現実世界とは思えぬほど様変わりしていた。
『次は厄身駅~、厄身駅~』
聞いた事の無い電車の駅名のアナウンス。
混乱し、降りるべきか悩む文也に、凜とした声が引き留める。
「──やめておきなさい」
振り返るとそこには電車の隅の席に座る、怖ろしいまでに美しい青年がいて。
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異界から現世に現れ出る【妖】が引き起こす災禍を、人ならざる青年と共に解決に導く話。
ガタン、ゴトン
ガタン、ゴトン
ガタン、ゴトン
茜色の夕陽が差し込む列車の中、睡魔に襲われていく文也。
気付くと乗客は誰もおらず、車窓の景色も現実世界とは思えぬほど様変わりしていた。
『次は厄身駅~、厄身駅~』
聞いた事の無い電車の駅名のアナウンス。
混乱し、降りるべきか悩む文也に、凜とした声が引き留める。
「──やめておきなさい」
振り返るとそこには電車の隅の席に座る、怖ろしいまでに美しい青年がいて。
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異界から現世に現れ出る【妖】が引き起こす災禍を、人ならざる青年と共に解決に導く話。
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