いや、でも有名になりてえよなぁ

 はてさて、前々回のエッセイでは「空色杯の選考基準のブラックボックス……とは言え楽しく執筆できたからヨシ!」という内容を書き、そして前回のタイトルは「選考は通ってなくてもいいや」と、つまり満足感が高かったよ、の旨を叩きつけ……にも関わらずここにきて「有名になりてえよなぁ」です。


『おいトモフジテツの情緒、大丈夫かーwwwww』


 って、煽られたり心配されそう。


 いやね、違うんですよ、理由がありまして、話せば分かる! 話せば分かる!


 好きな人がさ、多いじゃないすか。まあ、多いんです。それでね、例えば配信というフィールドなら天野さん・義為さん・樒さんですとか、もしも僕が著名な売れっ子作家だったのなら「なに!? あのトモフジテツが紹介してる! ならばライブ配信を見に行かなければ!」と思う人が現れる可能性ある。あると、思います。

 直近で紹介した板谷さんについても「なに!? (中略)なら『火曜日の魔法』読みに行こうかな!」ってなったり、うみべひろたさんの水平線文庫にしても「なに!? (中略)だったら自分も参加、飛び込んでみようかな。イベントに行ってうみべひろたさんのブースで購入したい!」とかね。


 他にも大事な部分として「そっかぁ、今でこそ書籍化作家のトモフジテツだけど、物書きの頃もあったんだなぁ」「楽しむことが大切なのかな」という風に、烏滸おこがましいかもしれませんけど『こんな奴(トモフジテツ)もいるってことは、ひっそりでものびのび活動しても「大丈夫」なのかもしれない』なんて感じてもらえると嬉しいな、など。


 そういった意味では「有名になりてえ!」って気持ちはありました、考えてみると。


 でも重要なのは、有名になりてえ! の前に『大きな評価を得るに値する作品を生み出すことができるか』なんですよね。ひいては『自分自身が納得できるか』ということ。


 (かなり前に似た話題について触れた回)

https://kakuyomu.jp/works/16818093076579148624/episodes/16818093077870089939


 (そして当時、自分なりに出したアンサー)

https://kakuyomu.jp/works/16818093076579148624/episodes/16818093078003918903


 残念ながら僕はまだ「この域」には至っていないわけで。


 なら、まずは少しずつ磨くのが大事っすよね。

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助かるかもしれない運転 トモフジテツ🏴‍☠️ @tomofuzitetu

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