概要
名前はカッコイイけどその内容はよくわかっていないアレ
ローマ教皇・グレゴリウス7世ちゃんは悩んでいた。ローマ王・ハインリヒ4世ちゃんが無断でお気に入りの司祭を司教に昇進させていたことに。
司教の任命権をめぐって発生した教皇と王との対立。
それは後にカノッサでの『屈辱』と結びつき、思いがけない決着へと導く……
司教の任命権をめぐって発生した教皇と王との対立。
それは後にカノッサでの『屈辱』と結びつき、思いがけない決着へと導く……
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!世界史で一番かっこいい用語(多分)が、主要人物の女体化だけで一変!?
時は11世紀後半。舞台はイタリア半島。
登場するのは『叙任権』を巡って互いに争う2人の人物。
一人は、ローマ王ハインリヒ4世。
対するは、ローマ教皇グレゴリウス7世。
やがて、二人は相まみえることとなる。
運命の地、雪化粧するカノッサ城で……。
てな内容なのですが、本作はそこにエッセンスとして「王と教皇の女体化」、さらには昔話調の語りも相まって、少しクスリとさせられる逸品となっております。
なお、結末はいわゆる『ざまぁ』になっていて、そこが昔話調とのコントラストを成しているのもまた良し!
昔話風に本作から教訓を得るとするならば、こんなところでしょうか。
「誰かに『屈辱』を感じさ…続きを読む