流麗なる言の葉がしんしんと降り積もり──

作者様の卓越した地の文がまるで地層のように折り重なり、皇国に潜む禍の形が浮かび上がっていきます

もちろんそれは「禍」だけではなく、「愛」も含めて──

物語は後宮に巣くう闇、姫舜の患う病、先帝の禍根など、様々と展開されていきますが──

キャッチコピーの「例え毒婦と呼ばれようとも、この身も心も──私の全てを陛下に捧げます」という言葉が示すように、これは「愛」の物語です

続きがあるならば是非読みたい、そんな素敵な作品でした( ´ω` )



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