患うのは病か?それとも呪いか?帝と禍祓士は魅かれあって……

嘽皇国の帝、姫舜は明君と呼ばれている。しかし彼には問題があり、その問題を解決するために禍祓士の姚流麗が宮廷に呼ばれた。
姚流麗は姫舜とともに、後宮の闇に立ちむかうのだが……

中華ファンタジーにも色々ありますが、本作は呪術師が活躍する呪いが実在する世界が舞台です。
病を患う賢帝、麗しいが影のある禍祓士、好々爺の医者、それに後宮の美しい花たち。個性的な登場人物たちが織りなす物語は、重厚でほの暗く、呪が関係するトラブルにふさわしい雰囲気。

姫舜の患う病気は治るのか?
後宮に巣くう闇は払えるのか?
姫舜と姚流麗は恋仲になるのか?
気になる問題が盛りだくさんで、最後まで飽きずに読めること間違いなしです。

ちなみに、わたしの推しキャラは断然、姫舜!
すごくかっこよかった♪

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