紅い千の鳥居を抜けて。
- ★★★ Excellent!!!
禁忌の森の、奥深くへと。
紅く連なる千の鳥居が誘う幽玄に、
それとは気付かず、迷い込んで行く。
木々の葉の煌めきと足下の草いきれ。
彼岸と此岸の遇わいで出会ったモノは
一体、何故?
言の葉を一つ、また一つ。幾つも繋げて
供物とし、足速に紅い千本鳥居の迷路を
逆か抜けて行く。
それは恰も、目に見えない果実の如く。
「しりとりを、しましょう。」
その凛とした言霊を、想う。
禁忌の森の、奥深くへと。
紅く連なる千の鳥居が誘う幽玄に、
それとは気付かず、迷い込んで行く。
木々の葉の煌めきと足下の草いきれ。
彼岸と此岸の遇わいで出会ったモノは
一体、何故?
言の葉を一つ、また一つ。幾つも繋げて
供物とし、足速に紅い千本鳥居の迷路を
逆か抜けて行く。
それは恰も、目に見えない果実の如く。
「しりとりを、しましょう。」
その凛とした言霊を、想う。