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  •  おはようございます。
     わたしが読み違えているのか、疑問をおぼえてしまったのでコメント失礼いたします。
     ファンタジーって、ほんとうにその二択しか存在しないものでしょうか?
    (サイエンスやヒロイック、ミステリーなど、そのなかの幅をおっしゃっているのではなく、本質的な部分を説いているのだと解釈しての疑問になります。勘違いしていたら申し訳ありません)

     流行るかどうかは別として、受けとめる側のニーズは多様です。
     年齢も性別も。
     読み手の多くは、ゲームや映画、漫画や動画、テレビを見て育った世代です。もちろん、文学的な要素や科学や歴史のおもしろさに魅せられて物語を求める方もおられることでしょう。
     それでも、ファンタジーは、フィクションに過ぎません。ノンフィクションだって、作品にしてしまえば、大なり小なりのごまかし・秘匿・書きあらわしきれなかった事情・不明や思い込み、時には虚構や恣意が内包されるものです。

     ジョークやリスペクト目的で、有名作品のオマージュがまかり通るように(大本や大衆の看過もしくは容認必須なのでしょうが)、既存の概念のオマージュは許容されても良いのではないかと考えてしまいます。
     根柢に、この世界と人間と文明がある上での創作文化です。
       
     このサイトを訪れる方の目的はそれぞれですし、
     みなさん、それっぽいのを書いていたとしても、ヨーロッパというより、自身が想像した〝夢〟〝空想〟〝アニメーション〟を思い描いているだけなのだと思います。

     掘り下げていなかろうと、ご都合主義に見えようと、それを受けいれるかどうかは受けとめる者次第……というのは理想論で。それだけでは、なにか光るものがあって一時期に脚光を浴びることがあったとしても、先が続かないし、行く行くはその書き手も出版する側も困る――それゆえ、プロを目指している方に対する苦言にして指針として述べているのだと思いますが、文面がかなりきついです。
     勝手ながら、お怒りのようにも、それ以上に現状を憂い悲しんでいるようにも感じてしまいました。その上で挑発しているようにも……(わざわざ表明するのは、無関心ではいられない何かしらの思いがあるからこそなので。でも、大衆に投げるには、表し方が激し過ぎるのではないかと/ヘタレなわたしが勝手にそう感じてしまっているだけなのですが……いろいろとり違えていたら、申し訳ないです)。
     
     ともあれ、話をもどして以下に意見を述べますね。

     ファンタジーの定義について。
     物語の奥行に関してはそれとしても(個人的には、何をどこまでとり入れるかは、作風のうちだと思いますが)、その振り分けについて。
     必ずしも、その二つの枠組みにおさめなければならないものとは思えなかったのです。
     ジャンルや空想科学の定義に掴みどころがないように、人が想像するものには広がりや抽象的な混ざりが生じるもの。
     がちがちに固めてしまったら、その分野の発展・進化の妨げになると思うのです。
     創作活動にかぎられたことでもなく、
     新しいもの・派生するものが生まれにくくなります。

     世の中には受けいれられ易い基準というものがあるのでしょう、けれども。
     ハイでもローでもない、混ざりあった中間があっても(生まれても)良いのではないでしょうか?

     何をふくむのであれ、ファンタジーは、ファンタジーです。
     ハイにもローにおさまらないならそれは、方向性がどちらにも固定されていない〝広義のファンタジー〟。こちらの人間が描く〝空想〟〝幻想〟であることに違いはないと思うのです。
     
     もしかしたら、ハイとかローと銘打ちながら、そうは思えない方たちを見かけてのご指摘だったのかも知れませんが……。
     中間の存在がありえないといわれているのだとしたら、創作の現場における堅苦しさ・可能性の撲滅のように思えて、その現実が悲しくなります。

     極端なことを言えば、〝色彩表現〟や〝天や地〟〝剣や騒乱〟〝国や宗教〟〝奴隷・巫覡〟〝文字・数字〟〝貨幣〟〝車輪〟〝名称〟などの概念だって、こちらからの受け売りです。神や妖精なども民話や伝承・神話などからの拝借です。
     ハイファンタジーの世界に〝馬〟が存在していたっていいと思います。
     〝馬〟と名指そうと似て非なるものとして、こちらの馬と同じに描く必要もないし、その動物にあり得ない形容や習性をもたせるのだって、ありだと思うのです。幻想なのですから。むろん、それの呼称を〝ウマ〟とする必要もないのですが……受けとる側にすれば〝そういった方向性の動物なのだな〟と予測がついて、わかりやすく覚えやすい。そこに意外性を見せつけるのも一興だと思います(そこにいるキャラの反応がどうあろうと、ハイファンタジーなら、読み手にのみ、披露することになると思いますが……)。

     そういったものを極力削りおとした世界も趣があって素敵ですが、それがローファンタジーでは可なのに、ハイファンタジーでは不可だということなのでしょうか?

     人の類が可だったりするのに、どうして他がいけないのか、わかりません。
     すみません。聞きわけのない子供のようなことを喚いています。

     とにかく、なっとくがいかないので、なかなか変えられない思考です(面倒くさい輩で申し訳ありません)。


     あと、失礼ついでに。
     ディスコードでお答えくださるということで、お言葉に甘えておたずねいたします。

     小説で亀甲・左右ブレースなどの特殊なカッコを異種族の言語指定にして用いるのは、ルール違反・反則行為になりますか?

     文字強調に二重ギュメや〝〟を使ってしまっているので、あり得そうなところの〈〉では弱い気がして……。
     『』や〝——〟は回想の他にある方面の言語などで、二重利用したりしちゃっております。❝❞は横書き専用に思えて使っておりません。

     〝絶対やってはいけません〟と言われてしまったら、言語が違うものが複数居合わせた場面などで、困窮してしまうのですが……。
     居合わせなくても、バイリンガルやトリリンガルだったりすると〝いま、どこの言語でしゃべったの?〟という疑問が生じてしまいそうです。それをいちいち描写すると、ときにはいっそう諄くなったり、リズムがくずれたりしてまいそうです(巧みな方は、そのへんも上手く捌いてみせるのでしょうけれども……)。

     亀甲カッコに関しては、実行してしまっておりますので、悩みの種のひとつです。

     ダメだと言われたら、継続して使いながら、そういった行為が不利になるはみ出しであることをどこか目につく場所に明記したいのです(捌きやすい方法なので、たまたま訪れた方が、この手段もいけるんだなと間違えてしまうと申し訳ないので……けっこう、こういった細々とした疑問を抱いている方はいると思います……たぶんですけれども)。

     ご教示のほど、よろしくお願いいたします🙏
    (長々と申し訳ありません。なかなか思考と文章を整理できなくて、やたら時間がかかってしまいました💦 無礼な乱文で失礼いたしました)。

    作者からの返信

    ぼんびゅくすもりー さま

    質問に答えますね。

    Q.ファンタジーって、ほんとうにその二択しか存在しないものでしょうか?
    (サイエンスやヒロイック、ミステリーなど、そのなかの幅をおっしゃっているのではなく、本質的な部分を説いているのだと解釈しての疑問
    A.ふたつ以外のジャンル分けができているのであれば、既に言語化、亦は概念として確立されているはずです。中間というものは存在し得ません。現代の用語を一度でも遣えば「ローファンタジー」確立された世界で完結すれば「ハイファンタジー」です。これはゆるぎない事実であり、これを否定してしまえば先人たちの結果が無駄になってしまいます。
     では分かり易く言い換えましょうか。
     「現実用語」を遣うことが「ローファンタジー」
     「異世界用語」で完結させることが「ハイファンタジー」
     その中間とはいったいなんでしょう。現実用語を遣えばローファンタジーと定義付けられてしまいますし、用語を遣わなければハイファンタジーになります。

    Q.〝色彩表現〟や〝天や地〟〝剣や騒乱〟〝国や宗教〟〝奴隷・巫覡〟〝文字・数字〟〝貨幣〟〝車輪〟〝名称〟などの概念だって、こちらからの受け売りです。神や妖精なども民話や伝承・神話などからの拝借です。
     ハイファンタジーの世界に〝馬〟が存在していたっていいと思います。
     〝馬〟と名指そうと似て非なるものとして、こちらの馬と同じに描く必要もないし、その動物にあり得ない形容や習性をもたせるのだって、ありだと思うのです。
    A.ぼんびゅくすもりーさんが疑問に思っていることがこの質問で理解しました。
     前提条件が違います。ファンタジーありきの現実用語ではなく、現実用語ありきのファンタジーの混在が編集者としていけない、とされています。
     例に出された「馬」で例えるなら、「馬」に似ている動物は確かに存在するでしょう、けれどもその生物は我々が生きている「世界」とは違った物質(魔力、魔素)を孕む世界の理で誕生した別生物になります。従って「馬」ではなく「我々から見れば馬に似ている生物」となるわけです。仮にハイファンタジーとして、主人公がその生物を初めて知ったとき、「馬のような」という感想は抱かないはずなんですよね。世界が違い、名称が違い、原理が違う異世界の出来事に於いて、命名されたことが「偶然」合致していた、とすることは可能でしょうが、「偶然」の箇所を「ファンタジー世界だから、これくらいの幻想はいいよね」とはならないんです。編集者とは作者の構築したい世界の方向性をいち早く理解し、言語化が不鮮明な箇所にヒントを与えて答えを出してもらう、これが仕事です。
     従って「馬のような別生物」に対して、「偶然」同じ名前だった、と定義付けるのならば、その偶然には「ファンタジー」要素ではなく現実味を帯びた答えを出してもらわないといけません。
     そして私は「現実世界」の「概念的抽出」をいけないと云った覚えはありません。人間という生物の思考回路なんてものは限度が知れていますし、西ローマ帝国時代に宗教があり、邪馬台国時代に宗教があり、世界的な嫌われものの「蛇」は人類の共通認識で「悪」と定義付けられることがあります。
     私が云っているのは「現実世界」での宗教や車輪の名称が混在することがハイファンタジー、ローファンタジーと定義するのであればいけないということであり、概念的な取り出しは強くするべきとは思います。
     簡単に云うと、「現実世界で存在する名称を出すな」と云っているわけですね。異世界には車がないのに、走っている機械を見て「プリウスみたい」とはならないでしょう? という話です。

    Q. 勝手ながら、お怒りのようにも、それ以上に現状を憂い悲しんでいるようにも感じてしまいました。その上で挑発しているようにも……
    A.怒っても憂い悲しんでも挑発してもいません。
     書き方表現をきつくすることで、他の作者さんから怒られることや冷笑されることもあるでしょうが、感じていることを表現しないと、私の気が済みません、それだけでした。なので気分を害された方に対しては前もって注意喚起を作中内でしております。無理やり仲良くする必要はありません、創作とは自由意志の許、行われるべき人間賛歌です。
     
    Q.小説で亀甲・左右ブレースなどの特殊なカッコを異種族の言語指定にして用いるのは、ルール違反・反則行為になりますか?
    A.特に聞いたことはないですね。作風によりけりではないでしょうか。
     ただ無意味にたくさんの括弧を遣って読者が混乱してしまうのであればいけませんね。括弧やブレースを遣わないといけない理由があり、それは他の表現法ではいけないのか、と訊かれた際に、ご自身で訊いてきた人間を納得させるだけの明確なルールがあるのならば、いいのではないでしょうか。それを意志として作品に投影できているのであれば一次選考にはなんら響かないと思いますよ。


  • 編集済

    更新ありがとうございました。
    今回はにーどれす様の本音の部分が面白く、「だって」と書かれていたところが、わぁ、やっぱり同じ人間だぁ、とよく分からない感想を抱いてしまいました。単なるアホですね、これ。
    プロになるって、どの分野でもそういうことですよね。どの分野でもよりよい仕事をするために、そのことをずっと考えながら、仕事をし続けていくもの。それができないのなら、自分自身が自信を持って本当のプロとは言いたくありません。
    ファンタジーについてもありがとうございます。
    富士山級に大きいものをその世界にいる人が分かるように説明しなくちゃ……となるとその説明が必要になってきて……。食べものではチョコレートをどうしても出したくて、その名前を出さずに別の名前にして、どう伝えようか書き込んだことがあります……と書きながら、指輪物語は未読で映画で見た程度です。
    ファンタジーを書くなら「リリス」を読めと書かれていたことがあるので、そちらは読んだことはあるんですが……。
    「指輪物語」ですか……。有名なお話だから文庫でもありますよね。単行本、重たくて……。なかったら、諦めるかも……です。他に何かありますか? 今は時間があるので読めるかも!と。
    因みに、趣味で書こうと思い始めたきっかけがまさしく書かれてありました。私の書いているファンタジーのようなもの(かれこれ20年書き続けているんですけど……何度か頭から描き直したりしながら、ようやく最終章手前で、最後の情報収集をしようとしているところです)、どのジャンルの扉を叩けば良いのかも分からなくて、ネットの分類でさえしばらく悩んだ結果、ネットで気楽に書き始めました。なので、果物や野菜はもう気にせず同じにしました。設定上、大丈夫と自分で納得できるので。
    相変わらず温度の違うそんな奴ですが、毎回エッセイを楽しみにしておりますので、こちらこそ仲良くしていただけると嬉しいです。迷惑だったら言ってくださいね。読むだけにしますから。

    作者からの返信

    深月風花 さま

    きちんと人間ですよ、AIでも架空でもございません。なんとか生きていけている人間です。
    プロというものは過酷で逃げ出したくなり追い詰められてインスピレーションを獲得し、自己投影の許、生み出すひとたちのことです。

    エッセイが好評で嬉しい限りです。ご自身で納得の上選んだものであれば私は応援しますし、納得できているのであれば問題ありません。

    「指輪物語」こそ読んだ方が良いのではないかなと思います。巻数が多く難解ですが、それ故に落とし込むことができれば大変強力な武器になり得ます。第一に有名な作品を読んでみてはいかがでしょうか、有名になる理由が判然としますよ。

    ありがとうございました。


  • 編集済

    一人称、三人称、とはへの応援コメント

    三人称で書かれた商業作品を2冊読みました。有名な作家の名前がつく賞を受賞した作品です。
    他人事のような書きぶりでした。例えて言うならテレビで放映された映像をそのまま文章にした感じでした。感情移入するどころか登場人物の言動にまったく共感できないまま物語が終わりました。
    それでも受賞作品だし、大手の出版社が金になると思ったから編集者も企画を通して出版したのでしょう。
    作者が日頃根に持っていることがそのまま小説に反映されているかのような印象も受けました。
    このエピソードを読み、思い出したのがこれでした。

    作者からの返信

    亜咲加奈 さま

    なんでしょう世の中にはそういった賞がたくさんありますから。
    他人事のような文章は悪いことばかりではないのですが。
    「感情移入」を「させたくない」といった純文学よりな作品なのかなと印象受けました。共感を「させたくない」のではないのでしょうか。読み手が「考えて」「自分なりの答え」を持ってほしいということが作者の目的だったのかなと。
    わからないなりの推論なので聞き流して下さって結構です。

    ありがとうございました。

  • 一人称、三人称、とはへの応援コメント

    一人称とは、実は難しい書き方なんですね! とても、勉強になりました。
    また、文中の例文は、おそらく自分のかなぁと思ったりもしまして、書き直してみました。
    よかったら、チェック頂けると嬉しいです。😅

    作者からの返信

    大和タケル さま

    実はというより、やはりと云ったほうが適当かなと。
    大和タケルさんのことではありませんよ、読んだことありませんから。

    チェックは今の処しません。

    ありがとうございました。


  • 編集済

    一人称、三人称、とはへの応援コメント

    コメント失礼いたします。
    現在、一人称で書いた小説の推敲をしていることろです。
    なんか浅いなー。読んでて入り込めないなー。
    と悩んでおりました。
    今回のお話を拝読して、「主人公が知っている情報の開示で物語を進める」、というルールを守るのに精一杯で、主人公の心情をじゅうぶんに表現できていないからだと気付かされました。
    一人称の良さを全く活かせていなかったんですね。
    文章構成が下手であるなど、入り込めない原因は他にもありそうな気はしますが。

    今推敲中の作品は、日本ファンタジーノベル大賞用の勝負作でごさいまして。今の私の力で直せるのか。直し始めて間に合うのか。
    とりあえず、やれるところまでやってみます。
    勉強になりました。ありがとうございましたm(_ _)m

    作者からの返信

    みかみ さま

    一人称は一手見誤ると「日記」のような文体になってしまいがちです。
    あくまで主人公が見ている景色、感じたことを描写することが必要ですが、不必要な描写は違和を与えてしまい感情移入がしにくくなってしまいます。

    頑張って下さい。応援していますね。

    ありがとうございました。

  • 一人称、三人称、とはへの応援コメント

     はじめまして。
     とてもためになる読み物をありがとうございます。
     突然なように思われるかも知れませんが、ログインせずに他所から購読しておりました(余所様の端末で休憩時間に。失礼をいたました)。

     一人称や三人称はそれとしても。わたし〝群像劇〟の意味をとり違えていたようです。
     一人称限定で、語り手が入れかわるものをそれと思い込んでおりました。

     主体が入れかわる書き方もありだと思うので、巧みな方は、そのへんをわかりやすく提起するものなのだろうと……(たしかにこちらでは把握するのに苦慮するもの・移り変わった後も〝あれは誰の視点だったのかなぁ〟……と思うものに出会うことが多いです。そんな時は、進むほどに混乱します)。
     
     指摘されてみると、たしかに三人称は〝群像劇〟ですね。
     一人称も好きですが、どちらかというとわたしは神視点愛好家です(まだまだ、さばききれてはおりませんが……)。読む上では、どっちでもよい方向です。
     
     主張優先のぶつぎれのコメントで、申し訳ありません。

     とにかく、今回は特に、目を通す者に、どうわかりやすいもの、好奇を誘うものを提供できるか、そのへんを問われているように思いました。
     おもしろさ、楽しさの尺度、好みはそれぞれです。
     わかりやすさのなかに、遊びやギミックを加えることもする。
     表現の世界は深く、あつかいが難しいです。

    作者からの返信

    ぼんびゅくすもりー さま

    群像劇は憧れるひとも多い視点ですが、技量が必要ですからね。変に手を出さないほうが良いかと思います。

    三人称は群像劇、本質はまったく違います。
    三人称は作者視点ですが「人間」にスポットを当てる視点。
    群像劇は作者視点は同一ですが人間ではなく「場所」や「道具」にスポットを当てる視点です。

    これについてもいずれ解説しようと思いますので、お楽しみにしてください。

    ありがとうございました。


  • 編集済

    一人称、三人称、とはへの応援コメント

    (気づくと恐ろしい長さになってしまっていました。もうしわけありません)

    主題は「物語の根幹」を。
    世界観は「物語の律」を。
    登場人物は「物語の信憑性」を。
    プロットは「物語の整合性」を。
    表現は「物語の華美」を。

    読み手としてはこの言葉がとてもよく分かりました。ただ、書き手としてはうーん、どう書くのか分からない、とにかく書いていくしかないか……と思ってしまいました。そして、この間ネットの書き友だちと頷き合ったことを思い出してしまいました。

    この間書いていたお話で、突然主人公たちがボイコットして動かなくなってしまったことがありました。その時に「あぁ、この子たちがこのお話で生きてきて来なかったなぁ」と思ったということです。過去が薄っぺらすぎて、彼らの基礎ができていなかったことが原因でした。(ここに気づくのにはネット発ではないいわゆる書籍の商業作家さんのお話を読んでやっと気づきました)(そして、これに意識的に気付いていたらいいんですが、無意識に気付いてしまっていて、しばらく後になって『あ、そっか』と気づくところが甘いなぁって自分で思います)

    おっしゃっていることと私が思い出したことはずれているかもしれないんですが、読ませていただき思ったことです。

    人称の話も「確かに……」と思いながら書けない自分を思います。
    今こちらに手直ししながら転載しているとても長いお話があって、なんか主語と動詞がおかしくないか?……と苦笑いすることも多いので。
    ただ、三人称の中に一人称『私』を意識的に出してしまうんですよね……ほぼ癖です。3人称で書き続けていると箇条書きっぽくなってきて嫌になると言いますか……。
    急に変えるのではなくて、ここは主人公の気持ちだよ、と分かるように書くのは書くんですが、ここでの原因は主人公の細やかな心情を彼らに纏わせきれていないんだろうなと、私が三人称で描ききれないことだろうなと感じました。
    これもいろいろな物語を読んで勉強していかなくちゃと思っています。

    あと、一人称の場合、名前や特徴を読者に知らせるためにいつ二人目を出すかのタイミングが難しいです。物語の切り口をどこにすれば、スムーズに情報を伝えられるかなぁといつも悩みます。書きながら、あ、この人の瞳の色は重要なのにもしや全然出してなかった??……と思って慌てます。なので、ファンタジーは三人称でしか描けません……。

    二人称って本当に難しいです。二人称で書いてみようとしても、手紙形式くらいしか思いつきません。あんまり読んだこともないです……。

    いつも感想でも質問でもない吐露を書き込んでしまってすみません。

    あ、ひとつだけ反論といいますか、擁護といいますか、言っていいですか? 気になさらないでくださいね、素人の戯言ですので。

    まれにネットでもいらっしゃいます。ふわっと物語の中に誘われてしまって、あっという間に読まされてしまうような「今すぐ紙の本で読みたいです!」と叫びたくなる方。ここで言えばランキング・レビューなんて全く関係なく自分の世界を書かれているような方が多い気がします。掘り出すのには時間がかかりますし、巡り合うのはほぼ運ですけど……(読むの遅いですし……)。

    「出過ぎた真似」ではないと思いました。にーどれす様はヒントをくださっているだけで、答えは自分で見つけるしかないんですよね。

    色々と呟くように書いてしまうんですが、次回も楽しみにしております!

    作者からの返信

    深月風花 さま

    三人称が箇条書きになってしまうのには凡そふたつのパターンがあります。
    ひとつ、作者が設定をきちんと理解できていない、亦はなんとなくで理解している。
    ひとつ、説明しようとばかりしてしまい、情景描写などに力を入れ過ぎてしまう。
    上記の二点を注意してみれば改善できるかもしれませんね。

    ファンタジーというジャンルは明確に分けられるものですが、これは次回のエッセイで語ってみることにしますね。

    意見をありがとうございます。
    えー、そうですね。自分の世界を書いているひとはランキングに乗りにくい傾向にあると思います。これは推測でありデータも一切ないのですが、全てが似ている作品で、単語や魅せ方が違うだけ、自分が考えた作品というよりは「影響を受けた作品の真似」をしているだけ、に見受けられます。
    ひとによって感性の違いがありますから、どれが面白いのかは読み手によって決まります。

    ヒント以上の解答はあまり好みません。鵜呑みにしてしまうと手痛いミスを引き起こすことにもなりかねません。

    今回もありがとうございました。またみにきてくださいね。

  • 一人称、三人称、とはへの応援コメント

     コメント失礼します。
     この話で書かれていたこと全てが、私に当てはまります。
     
     一人称では、冒頭に「私の名前は~」の語り口調。おまけに、続きの話が書けなくなってしまい、未完結のまま。制限が多すぎて、主人公目線で書けなくなりました。

     三人称では、群像劇って面白そうだから書いてみよう。
     失敗して未完結のまま。そもそも、群像劇になっているのかすら分からない。

     私にとっては、どちらの人称でも書くことが非常に難しいです。
     なので今は、三人称を主体として物語を描くこと。
     プロットを組みストーリーを紡いで「1つの作品を最後まで完結させること」が大切なのかな、と思いました。
     私自身でも考えて理解し、面白いと思えるような作品を書いていきたいと思います。
     この度は、「本質的解答」をご用意してくださりありがとうございます。
     第七回も、楽しみにしております。

    作者からの返信

    北條院 雫玖 さま

    制限を設ける意味を用意しているのならば、語り口調は作風として取り入れることができるのですが、無意味なものは単に作品としての品を落としてしまいます。

    群像劇は大変技量の必要な視点です。初心者はまず基礎を抑えましょう。

    基礎を盤石にすることで大仰な建築物は完成します。砂上の楼閣ではなんの意味もなく、むなしい作品なだけです。

    何度も読んで、何度も考えてみてください。

    このたびはありがとうございました。

  • 小説家を目指すひとへへの応援コメント

    はじめまして。
    とても興味深く拝読させていただきました。
    井上ひさしさんの言葉。
    とても響きますね。
    「深いことを、面白く」なるほどです!
    深いことはやたらと深刻になりがちですが、読者の事を考えるとユーモアで明るく表現されていた方が読みやすくて次も読みたいと思うだろうと思いました。

    作者からの返信

    海乃マリー さま

    深刻にせずユーモアで返すことは非常に難しく、ですが実現している作家のかたもおります。
    読みたくなる作品を作る、この意識が大切ですね。

    ありがとうございました。

  • コメント失礼致します。

    プロットに対する見解について、自分でも分かっている様で分かっていない部分もあったので、勉強になります。まだ完全に理解は出来ていませんので、また何度も読み返して学びとさせて頂きます。

    特に自分の作品では『キャラクター同士があたかも実在するかのように動き出し、タイピングをする指が止まらなくなる現象』が度々起きていましたので、自分のその内の一人なんだなー、と読みながら思っていました。

    「勝手に動き出そうとするキャラクターを自制し、手綱を握って操作する」

    この方が面白いだろうと展開の流れをキャラクター任せにして、それをしてしまったが故に後々でシナリオが崩れてどうしたものかと悩んだりするので、この言葉を教訓とさせて頂き、そうした時に掣肘が出来る様に心がけます。

    作者からの返信

    八木崎 さま

    プロットについてはまだまだ書きたいことがありますので、お楽しみにしていただければなと思います。

    そうですね、作者の都合で好き勝手やってしまうと、登場人物がちぐはぐな行動をとってしまいがちです。
    大事なことですので、何度も反芻してみてください。

  • 登場人物についてへの応援コメント

    コメント失礼致します。

    自分の事を語る様で申し訳ありませんが、私は登場人物を作る際に、自分の持つ個性の一部を切り離し、それを基にして人格を組み立てて人物を作り上げ、それから名前付けをする様にしております。

    物語を構成するにあたって、自分の経験した事が無い習慣や行動、出来事については、何とか他の方の作品を読んだり触れたりして、穴埋めをしております。ですが、自分が経験した事が無い感情については、どんな作品を読んでもおおよそでしか把握が出来ず、埋め合わせが出来ない様に思えてしまい、いつも自分の分身を作る様に人物を作成してます。これはあまり良くないでしょうか?

    そうして作り上げた方が、登場人物の背景も作りやすく、自分の頭の中で会話が成立しやすいと思い、いつもこの方法を取っております。

    拙い文章ですみません。まだまだ勉強不足ですので、何度も読んで学ばせて頂きます。

    作者からの返信

    八木崎 さま

    それは大変素晴らしい作り方ですね。ひと言老婆心ながら云わせていただくと、「個性の一部を切り離した人物」を「鳥瞰的に観測する」ことが大切です。視点を変えずに作り上げてしまうと矛盾が起きやすくなってしまいます。
    経験したことがない感情は、誰しも似たような結論に落ち着くと思いますよ。ただ、凡そでは不十分かもしれません。大事なのは「凡そ」と思った八木崎さんの感情の動きになります。
    何故「凡そ」だったのか、思いつくままにメモ書きすれば共通点が見えてくるでしょう。あとは一旦出てきた結果を見直し、再度作品を読んでみれば感情の動きに変化があるはずですよ。

  • コメント失礼致します。

    にーどれす様の言われる世界観の定義に触れ、自分の小説の世界観はどんなものかと考えてみましたが、人に説明できるかどうかでいえば微妙な感じでした。まだまだ勉強が足りないみたいです。

    これまで色々な小説を読んできましたが、にーどれす様の言われる『ただ読書をするのではなく、物語の核を探し出し、世界観をジャンル分けしてみれば、世界観についてこの記事を読むまでもなく理解できますし、乱暴に書くよりも二倍三倍以上も成長できます。』という事について深く感銘を受けました。そうした考えを持って読書をした事が無かったので、私には目から鱗でした。

    多くの作品を読み、他の方の世界観とは何なのかを知り、そして自分の小説を改めて見返し、自分が伝えたい世界観が何なのかもう一度考えてみたいと思います。

    作者からの返信

    八木崎 さま

    プロの方でも説明できるひとは多くありません。ですが有名な作家になると必ず自分が考えた設定は覚えているものです。覚えているということは、記憶しているということ、記憶とは構築であり蒐集でもあります。

    案外この視点で読書をしている方が少ないのが、出版業界に入ってから一番驚いたことだったりします。只読むだけでは文字を追っているだけとなってしまい、それでは辞書や新聞紙を読むことと大差ありません。感性を働かせて読むことで、今までにない発見があるはずですよ。
    とは云っても、すごく面倒臭くて一度読了しただけでは難題なのは勿論、時間も相応にかかります。
    まずは好きな作品を読み解くことから初めてはいかがでしょうか。

  • 主題の重要性への応援コメント

    コメント失礼致します。今回もすごく勉強になりました。

    自分の好みとしてはあまり長文タイトルというのは好きではないのですが、近頃はどうもタイトルで内容を判断して、読むかどうかを決めるという風潮な感じがするので、付ける時はどうしても長めのタイトルで付けてしまう自分がいます。

    しかし、主題を詰め込み過ぎた結果、自分の主観が強過ぎて、読者にとっては読みにくい作品になっているのではないか、そんな風に今回の話を読んで思いました。伝えたい事ばかりが先行し、そのせいで軸がぶれてしまう。だから、読み手にとって面白く感じずに自分本位な作品にしかならないのかもしれません。

    今回の内容を自分の作品に落とし込み、活用させて頂きます。ありがとうございました。

    作者からの返信

    八木崎 さま

    インフレ社会の弊害ですね。
    長文タイトルが多くなりすぎれば、次は短いのを求めていくというものが社会でもありますので、難しい問題ですね。

    主題はシンプル且つ「自分にとって奥深しい」ものであれば問題ありません。恐らく主題が多数あったのではないかと思います。そうするとおのずと頁数は増え、説教染みた作品になってしまいます。
    説教染みた作品になってしまう以上、視点は一人称が望ましいです。三人称でしてしまうと、軸がブレたりなにを云いたいのかわからなくなってしまうことがあります。

    少しでもお力になれたのならばよかったです。
    ありがとうございました。

  • 表現とはなにかへの応援コメント

    通して拝読し、非常に勉強になりました。
    私も「プロになれば自分の書きたい作品を書けない」と長年思って参りました。また、書籍になった作品が書店の棚にあり続ける様子を目にして、書籍化イコールベストセラー作家というわけではないのだなと実感しています。
    一時期、一人を納得させなければ万人を納得させる作品は書けないと思っておりました。しかしそうすればするほどに作風がおかしくなりました。それ以来あくまでも個人作業で書いております。
    またこのエッセイに立ち寄り、方向修正をすると思います。
    ありがとうございました。読んでよかったと思っています。

    作者からの返信

    朱緑樹 さま

    プロになれば書けないのは、当たり前のことで、出版社は慈善事業ではありません。なので少しでも書きたくないものを書きたいものに変換できるか、その思考法を提示していきたいなと考えております。

    雛が先か卵が先か、と似たような話にはなりますが、ひとりを納得させなければ万人も納得しないです。なので小説家とはその相反する意見を取りまとめ、且つ自分の意志を反映させなければならない芸術家となります。

    いつでもお越しください。お待ちしております。

  • 私みたいな、何も知らない、ど素人が、作品を作ろうと思ったら、私は、
    みんなが、それわかるわ〜と、共感できる物を書こうとするんです。
    それで、コメントが返ってくると、
    嬉しいと。そのコメントを参考に次に
    活かすと、言った感じなんです。
    こういう考えは、間違いなのか、正解なのかを教えて頂きたいのですが。

    作者からの返信

    まーくん さま

    芸術の世界では正解はありません。
    シューベルトやカフカ、ゴッホやガロアが正にそれです。
    自らの「理想」が現実世界には敵わなかったが、それでも尚「敵わない」まま諦観するのではなく、醜く抗い血を沸騰させたからこそ、時代を超え「理想を叶えた」偉人たちです。

    但し彼らもそうですが、他人の声に耳を傾けすぎるのも如何かなと。
    というのも小説というものは一様に「自己」への解答であり、「他者」への説得でもあります。どのようなスタンスで小説を書かれているのかは私には分かりませんが、傾聴しすぎるからこそ迷いが生じることになります。
    だから、質問の答えに関して云うと「堺」を見つけましょう。それが一番です。

  • おはようございます。
    毎回うぐぐぐ…という気付きを頂きありがとうございます。
    うぐぐぐっというのは、私の理解力の問題です(汗)

    コンテストの中にも、プロットの提出が必須のものがありました。
    プロット、あらすじの違いもわからずに、みなさんの作品を見て後付けをしたことを思い出しました。
    次回、まだ何を? も考えられていませんが
    扇風機のお話の部分から、発想3部の考え方、詳しいことを調べていくことも踏まえ、着手してみようと思います!
    少しでも成長できるように…。

    いつもありがとうございます!

    作者からの返信

    桔梗 浬 さま

    食い縛って抗って、嶮岨な矜持を抱えて思案すれば、十重二十重と精進できます。と云っても彳立せずに、日中夜思考の白波に呑まれないようご注意ください。

    プロットの提出を希望されている公募の目的は「プロットを見て作者が論理的な思考回路の持ち主」か否かです。
    「面白いけれど、核となる部分が弱い」作品が多く散見されるからでしょう。不用意に受賞させてしまえば、今後の流れについて作者自身がなにも考えていないのではないか、とこう思われるわけです。
    物語は面白いけれど、プロットが面白くないので、却下。そのパターンもあります。どちらも小説を構成する大きな部分ですので、大事にしましょう。

    扇風機の話、結構評判いいですね。ありがとうございます。

    いえいえ、こちらこそいつもありがとうございます。

  • 主題の重要性への応援コメント

    確かに、タイトルで、話の内容が解るようにしないと、読んで貰えないだろうなと、いうのは、感じますね。

    難しい事を優しく表現するという事、
    面白いものをより、愉快に。
    私も、これは、いつも、頭に入れてますね。

    作者からの返信

    まーくん さま

    タイトルは書き終わってから決めるものです。本来は。

    それまでは仮として「道筋」をタイトルにする方もいらっしゃいますし、私が尊敬してやまない作家の方なんて、タイトルには興味がないという方もいらっしゃいます。

    そうですね、いつでも頭に入れておくことがベストかと。

  • 表現とはなにかへの応援コメント

    小説を書く方法を学ぶには小説を読まねばならない、というのは、どうしようもなく自明の真理ですね……
    小説を書くようになってから15年ほど経ちますが、書きはじめてからは書く方が楽しく充実しているように感じ、商業出版の小説はほぼまったく読んでこなかったので耳が痛いです。

    感性に問題があるのか、小説の文章に感銘を受けたことがなく、それゆえ尊敬していたり目標にしていたりする作家も現状皆無なもので、正直どこから手をつければいいやら……という状態ではありますが、それでもどうにか関心を持てる商業小説がどこかにないものか、からまず探す必要がありそうです。

    作者からの返信

    五色ひいらぎ さま

    感性に問題があるというよりは、小説に興味がないのではないですか。
    もっと云えば「自分の感性以外を見つめることが嫌い」とか。様々な要因が考えられますね。
    尊敬とか目標はいてもいなくともどちらでも良いとは思いますが、感銘を受けたことがないのは驚きです。
    小説とは感情を揺さぶることが重要です。感情を揺さぶらなくてはいけません。

    ちなみに私は三島由紀夫の「煙草」には感銘を受けましたね。
    あれほど自在な日本語を遣うひとを見たことがありません。
    これもひとつのお節介になりますね。

    またご質問などがありましたらいつでもコメントしてください。
    ありがとうございました。

  • 登場人物についてへの応援コメント

     コメント失礼します。
     私が登場人物を考える時は、まず名前を決めてから肉付けをします。
     ですが、執筆中の作品設定を改めて見てみると、
     登場人物の背景は大雑把で、「ごく普通の家庭で育った」などで、「人生」と呼べるような背景までは考えていませんでした。

     まだまだ、勉強不足です。
     小説を書くのは好きなので、また学びに来ます。
     ありがとうございます。 

    作者からの返信

    北條院 雫玖 さま

    「ごく普通の家庭で育った」のなかには曖昧なことしかありません。
    普通の定義、家庭の状況、といった読者それぞれが思い浮かぶ不確定要素をできる限りなくしたほうが、もっと読みやすくなります。

    私は公募用の作品などは「A」や「α」といった記号を用いることが多いですね。本名を知ってもらう必要もありませんし、私の場合は「世界観」よりも「主題」に重きを置いていますので、御託を並べた手前勝手ですが、名前なんてなんでもいいのです。Aやαの人生さえ、きちんと考えていれば、人物のことは知ってもらえます。
    あと姿形もあまり気にしませんね。どちらかと云うとWEB小説を書いている皆さんは造形に拘り過ぎているように感じます。小説は文章で勝負するものであって、奇想天外な恰好で勝負しても、しょうがないです。
    恰好を思い浮かべてほしいのなら、小説でなくって漫画を書けばいいんです。
    と。少し本音を云ってしまいました。

    学びにきてください、暇つぶしでも全然かまいません。
    ありがとうございました。


  • 編集済

     コメント失礼します。
     >畢竟、世界とはひとつの線でできている〇に過ぎないのです。そして世界観とは線を丸く覆う作業のことを指します。
      
     福山様宛の返信にある
    >点と点を繋げて線にする、その線を丸めて円とし、空白の空間に縁を作る。

     この二点を、私なりに考えてみました。
     線は、ストーリーのスタート地点とゴール地点。世界が〇。
     丸めた空白の円と縁は、物語でもあり、登場人物の関係性。
     だから、世界観は線を丸くする作業。
     
     円は、「道を外れなければ」何周もします。やがて、物語が終わりを迎えた時、冒頭との関連性が見えてくる。それが、
     「やりたいこと」=「やりたいことを説明できる世界」
     畢竟をヒントに、考えてみました。
     まだまだ、初心者にまで達していませんので、間違えた捉え方をしていると思います。なので、ご指摘して頂けましたら幸いです。

     追記。
    「道を外れても、道は続きます」
     目的を持って行動するのであれば、道を外れたら元の道に戻る選択をするか、別な道を進んで目的を達成するか。
     道=ストーリーの分岐点であり、キャラクターが選択する。
     分かれ道があるように、AかBで違う道を選んだら、キャラクターの結末が違うけど、物語の結末は同じ。
     だから、「道を外れても、道は続きます」になるのかな、と考えてみました。

    作者からの返信

    北條院 雫玖 さま

    惜しいですね。

    ですが方向性は間違ってないです。

    更にヒントを云うと「道を外れても、道は続きます」。
    少しヒントが難しいかもしれませんね。ですが辿り着けると思いますよ。


  • 編集済

    表現とはなにかへの応援コメント

    コメント失礼いたします。
    福山様のレビューからまいりました。
    ここまで拝読し、大変勉強になりました。
    後ほど、ペンとノートを伴って第一話からもう一度じっくり読ませていただきたいと思います。
    ありがとうございます。

    出版物を読む事は、やはり血肉になるのだと確信できて嬉しくなりました。
    私の場合、文章を書いていると、徐々に地の文に狂いや迷いが出はじめます。そうすると『読書が足りていない』と感じ、作家先生の本を読みます。私はそれを『チャージ』と勝手に呼んでいますが、チャージ後は不思議と、自分が求めている言い回しや単語が出て来ます。逆説的に言うと、定期的なチャージが必要なのはそれだけ私の文章が稚拙であることの証明になってしまうわけなのでしょう。
    新人賞で拾って頂く未来を掴み取る為にも、研鑽の時間は惜しめないなと痛感しております。

    ここまでエッセイを拝読し、私の作品にも編集者目線の評価を頂戴したい! と思ったのですが……私は限定ノートを見れない無料ユーザーでした(泣)。
    残念ですが、引き続きエッセイで勉強させて頂きます!

    作者からの返信

    みかみ さま

    レビューから、ありがとうございます。

    WEB小説の作品から得られるものは非常に少ないです。好き勝手書いているのですから、内容が希薄になりがちです。
    出版物の場合、少なくとも編集者がつきますので、内容が希薄なものが少なくなります。それもジャンルによって様々ですが。
    チャージ、いいですね。恐らく読んでいらっしゃる作品の文体や文章を知らず裡に認識し、書きたいと思うのでしょう。いいことですね。
    新人賞の倍率は何パーセント、だとかいろいろいわれていますが、大半の小説が小説未満のものになっていますので、実際の数値はもっと高いものになります。

    そうなんですよね、無料ユーザーの方には心苦しい思いをさせてしまって申し訳ないです。門戸を広くするとなんとなくで云うかたもいらっしゃるので、こちらの都合で重ねて申し訳ないですが、取捨選択をします。
    質問についてはいつでも承っておりますので、気軽にお伝えくださいね。

    ありがとうございました。


  • 編集済

    表現とはなにかへの応援コメント

    趣味で書いていますが、やっぱり読んでドキドキしてもらうものを書けたらなぁと思っています。書籍化(ウェブじゃない方が多いので、私は結局流行りには乗れないんですけど)の文章は本当に読んでいてドキドキします。ただ感想が苦手で、何かわからないけど、とてもドキドキしました!と思いながら、読んだ本に自分が飛び込んで、主人公はこうしたからこうなった、こうしなければ、大丈夫だったんじゃないかなぁとかになってしまいます。
    ドキドキ探しで鬱になったこともあり(汗)スプラッタと暴力は極力避けるようになりました。
    でも、こんなにドキドキさせるものを書きたいと思ったのは確かです。
    こういう感想を送れる相手なら感想の練習兼ねての読みます企画もしなくて良いんですけど。
    何年も咀嚼し続けた作家さんもいます。
    咀嚼して飲み込むちょっと手前になると、ものすごく書きたくなる、という感じです。吐き出したくなる衝動です。
    にーどれす様のこのエッセイを読んでいると、様々なことを今の自分に当てはまられるので、とても面白いです。
    比喩の種類調べてみます。小学校レベルの比喩の種類は分かるんですが、無意識にしてることがあるかもです。写経は……やったほうがいいのは分かるんですが、仕事との両立が難しいんですよね。頭と肩がパンクしそうになるので。酷くなると全く眠れなくなって仕事に支障が。でも読んだ後はなんとなく癖が移ってるなぁと。もっとこれを言語化して意識してしましょうということなんだろうなぁ、とも思いました。
    自分にできることを少しずつ見つけたいなと思います。
    いつも読ませていただきありがとうございます。
    小説の方も楽しいです。でも今ちょっと私がにーどれす様の言いたいこと理解してないなぁにぶつかっているところです。
    いつもなんとなく、読者目線でのコメントですが、また懲りずに伺いますね。

    作者からの返信

    深月風花 さま

    感想のコツというか、私なりのやり方ですが、精読した作品を大まかに分割し、登場人物の心理的描写や背景などを考察し、文字に書き起こします。様々な可能性を模索し、それを全ての登場人物に対して行います。その後辻褄がある選択肢を選び、再度一から読み直しますね。

    咀嚼している裡が華ですね。飲み込むという表現はよくわかりませんが、恐らく頭のなかにその作者の癖や文体が染み込みつつある状態のことを指しているのでしょうか。
    だからこそ、似たものを模倣したくなる。芸術とは模倣です、模倣に始まり自己を形成することが目的です。
    当てはめらずとも、深月風花さんなら違う側面で物事を考えられるはずですよ。
    理解していないことを、理解している風で終わらせるくらいなら、今回のように質問をしていただければ重畳です。
    こういったやり取りが好きなもので。
    これからもよろしくお願いします。ありがとうございました。


  • 編集済

    表現とはなにかへの応援コメント

     コメント失礼します。
     まだまだ勉強中の若輩者ですが、私はよく体言止めを好んで使っております。
     小説を書くようになってから、辞書等で調べものをすることが多くなりました。 

     >こんなエッセイを読む前に、一文字でも多く、少しの時間でも構いませんから、書籍化されている小説を読んでください。

     ご謙遜、なさらないでください。
     にーどれす様のエッセイを読んでいなければ、キャラどころか作者である私自身が暴走しっぱなしになり、風呂敷を広げるばかりで、畳むことができなくなっていたと感じております。書籍化された小説と、にーどれす様のエッセイもよく読んで勉学に励みます。

     趣味で書いてはいるものの、いつかは賞を受賞したいと強く思っておりますので。
     いばらの道ではありますが、野望は書籍化です。

     あと、いくつか質問がございます。
     
     ★プロット=世界観 キャラ設定=人格形成 登場人物の行動=目的
     キャラが勝手に動き出す=キャラ設定の人格を否定=物語が崩壊=読者様が「はい?」となる
    「このキャラだったら、こういう行動をすると思ったんだけどなぁ」思ってしまう。
     
     なので、作者が世界観を作り「今」を生きるキャラクターに人格を与えて命を吹き込んだのならば、作者目線ではく客観的にみて「このキャラは、自分の考えに沿った行動をしているのか?」
     作者が創造した世界で一番焦点が当たるのは「キャラクター」でもあり「世界観」や「ストーリー」

     なので、作者の勝手な都合でキャラクターを動かしてしまうと、ストーリーや世界観が崩壊してしまうのかな、と思いました。
     
     後は、小説の公募にはテーマあるので、それに沿った物語を書けるようにならないとダメなのかなと感じました。
     そうなると、作者が書きたい物語とは違いますが、編集者さんと出版社、読者のニーズにあった物語を書けるようになれればベストなのかな、とも考えてしまいました。

     ★それと、初級者、中級者、上級者の境界線みたいなのがあれば、教えて頂けたらなと思います。編集者目線で、お答えできる範囲で構いませんので、よろしくお願いします。

     余談ですが、
     知名度が高い作品に登場しているキャラクターには、人気投票があります。
     もちろん、世界観も同様に、この世界に行ってみたいと思う人は少なからずいると思います。実際、私がそうです。
     だから、世界観、登場人物の目的、ストーリー、行動を起こした結果、何を得ることができるのかが、作者の意図=主題。になるのかな。と考えてみました。
     
     小説サイトには、数多くの作品が存在します。その中から、作者が投稿した小説を読んでもらえただけでも、すごく幸運なことだと思っています。
     ……すみません。長くなってしまいますので、この辺りで……。

     ★から★の間が、質問の内容です。
     全話、拝読したうえで私の考えを書いてみました。
     解釈が間違えていれば、ご指摘していただく思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。ご指摘は、編集者目線でお願いいたします。
     次話も、楽しみにしております。長々と失礼しました。
     

    作者からの返信

    北條院 雫玖 さま

    読書をしていれば意味が分からない漢字や言い回しなどがあります。
    今やWEBで時間をかけず結果を得れますが、あまり意味のある行動には思えません。私も同様、辞書を引いて、漢字と意味を清書します。そちらのほうが頭に入る気がするので。

    さて質問を頂いておりましたので解答いたします。

    Q.作者の勝手な都合でキャラクターを動かしてしまうと、ストーリーや世界観が崩壊してしまうのかな、と思いました。
    A.はい、でもあり、いいえ、でもあります。
     作者とは自由気ままな神様で良いです。但し「世界観に合った律を敷かなければ、そもそも世界として理を成し得ない」です。ですから、自由に登場人物を動かすと、決まって矛盾を孕むものですが、その理由の大半が「法則違反」に尽きることが多いです。
     書きたい内容、書きたくない内容、表現したい文章、表現したくない文章。それぞれに合った文章技巧があり、陰翳があります。陰影とは言い換えれば陰と陽の存在であり、陽があるからこそ陰が際立ち、陰が濃いからこそ陽が判然とします。要はこの割合こそ「小説」に相応しい表現になるのでしょうね。
     陰翳についての見解はかの文豪「谷崎潤一郎」が「陰翳礼賛」と云う小説について定義しているので、見識を深める意味を籠めておすすめしてみますね。これは文学に於いての表現でもあり、私なりの解釈ですが、一般文藝にも重ねられる部分が多い小説となっています。

    Q.小説の公募にはテーマあるので、それに沿った物語を書けるようにならないとダメなのかなと感じました。
     そうなると、作者が書きたい物語とは違いますが、編集者さんと出版社、読者のニーズにあった物語を書けるようになれればベストなのかな、とも考えてしまいました。
    A.公募のテーマと、私が云っている「主題」は意味こそ同じでも本質が異なりますね。公募のテーマは「次に売り出したい作品」に関するもの、私の主題は「作者自身の本質」という意味が近いです。
     プロでない裡にいろいろな小説を書いてみることが一番かと。プロになった際には間違いなく「書きたい小説を書けない」ので。
     大勢の方が「書きたい小説を書けない」ので、厭になって小説家を辞めます。ですから、せめて私のエッセイを読んでくださったひとのなかに、将来プロになる方がいらした場合、「自分の本質を模索し、言語化する」ことで「書きたい作品を書ける説得力」を持ってほしいと願っています。
     ベストは「書きたくない小説を書いて、大ヒットすること」ですね。これがプロです。
    Q.初級者、中級者、上級者の境界線みたいなのがあれば、教えて頂けたらなと思います。
    A.初級者とは「小説を書きたい」ひと。中級者とは「小説を作りたいひと」上級者とは「自らの本質の一部分を作品に投影できるひと」を指します。
     カクヨムにいらっしゃる大多数のひとが「初級者」です。中級者の作品にまだ出逢ったことはありません。そしてこの定義では世に出ていらっしゃる作品も中級者が多いように感じます。
     否定をするわけではないのですが、小説とは「作家の投影」であり、「説教臭く」なってしまうものです。この説教臭さに対し、あるひとは人間味を感じ、あるひとは見るのも厭になり、あるひとは尊敬します。人間とは、自らと異なる感性を受け入れることを極度に嫌い敵対します。敵対するということは相手を憎悪しているということです。そして憎悪とは熱愛の要でもあります。境界線を見誤るからこそ憎悪し、熱愛します。いきり立った感情を、冷静に分析し、自己対話することをおすすめしますよ。

    最後の質問です。
    Q.世界観、登場人物の目的、ストーリー、行動を起こした結果、何を得ることができるのかが、作者の意図=主題
    A.それもひとつの正解です。私の伝えたかった内容とは違いますが。
     ですが、大枠は合っていると思いますよ、これ以上はご自身の分析力を鍛えて、落とし込んでみてください。楽しみにしています。

    お返事が長くなってしまい申し訳ありません。
    これからも気になったことがあればいつでも仰ってください。返事は遅れる可能性がありますが、きちんと読みますので。
    ありがとうございました。

  • 初めまして
    全話、拝読させて頂きました。

    >プロットとは「出来事の因果関係」で、ストーリーは「前後関係」

    というお言葉にハッとしました。私は、プロットとストーリーを混同していたようです。良い気付きになりました。ありがとうございます。


    >点と点を繋げて線にする、その線を丸めて円とし、空白の空間に縁を作る。これが物語の基本です。

    というお言葉も、心に残りました。
    勉強になります。引き続き拝読させて頂きます。

    作者からの返信

    時輪めぐる さま

    全話拝読いただいて、ありがとうございます。

    プロットとストーリーを混同される方は一定数おります。早期の発見で良かったです。
    けれども、私のエッセイも正解ではないので、あくまでご自身の思考の許、これからも考えていきましょう。

    そちらの言葉は結構好評なんですよね、喜ばしいことです。

    これからもなにかあればコメントをお待ちしております。
    ありがとうございました。

  •  初めまして。
     全話、拝読させていただきました。
     私は趣味でSF小説を書いているのですが、
    「勝手に動き出そうとするキャラクターを自制し、手綱を握って操作する」
     これが俗に云う「キャラクターが勝手に動き出す」ということの本質です。
     
     この文脈を読んで、ドキっとしました。はい。私は、その内の一人です。
     執筆している内にキャラが暴走しだして、プロットとは別の行動をしてしまいます。
     なので、「プロットを作る=物語を構成する」を意識して物語を書いていこうと思います。

     後は、個人的な意見になってしまいますが、例にある、
     廻っている扇風機を見て、「人間関係に苦しむ嘘つきのアイドル」
     私の場合ですと、「葛藤」を題材にして書いてみたいなと思いました。

     嘘をつき続けないと、アイドルを続けられない。嘘をやめたらアイドルをやめるとき。
     扇風機にはファンが付いている。
     アイドルにもその人を応援したいから、ついてきてくれるファンがいる。
     だけど、スイッチを押してしまうと扇風機のファンは自然と止まる。
     同様に、嘘つきをやめるとファンがガッカリしていなくなり、アイドル人生も終わる。
     「嘘はスイッチ」
     「扇風機のファン」と「アイドルのファン」

     先に具体的な例文が書いてありましたので、イメージすることが出来ました。
     ですが、間違った捉え方をしていたら、すみません。

     これからも、拝読させて頂きます。

    作者からの返信

    北條院 雫玖 さま

    ご自身で欠点を見つけられたのでしたら、書いた意味がありました。ありがとうございます。
    そうですね、意識するのとしないのでは、まったく意味が異なった物語が完成します。
    意識の向上は非常に有意義な行為です。これからも頑張りましょう。

    葛藤が題材ですか。確かにそれも面白い内容になりそうですね。
    いえいえ、あの例文に関しては書いた以上の内容はありません。深度はあちらで正解です。
    それにしても、面白い捉え方ですね。私にはない思考でした。ひとつ勉強になりました、ありがとうございます。

    はい、これからも仲良く、気軽にご質問等がございましたらいつでも仰ってくださいね。ありがとうございました。

  • 元編集者とのことで、視点の違う創作論に唸ってます。
    ここ重要! と思いながら行きつ戻りつの読書なので、なかなか先に進めませんが、それでも楽しみながら続きを読みたいと思います。

    「売れている作品こそ正義」……確かにそうですよねえ。
    ですが、それでも心に残る作品とは何か、歴史に残る作品とは何かと問いたいものです。
    なんでもかんでも、ファストフードのように素早く、効率的に、な世界ですが、そんな世界だからこそ、ゆっくりじっくり考えたいなあ……などと思ってしまいます。

    あ、それと売れてる云々は、数字でわかりやすいというのもありますねえ。
    こっちより、こっちが売上良いから、こっちが正義みたいな。
    はて、感動は数字で表せるものなのか……。

    流されずに色々考えてみたいものです。

    作者からの返信

    月井 忠 さま

    レビューありがとうございます。
    行きつ戻りつでゆっくりとお楽しみください。

    私の創作論はあえて抽象的に表現をすることで、読者乃至作者の方にとって自分で考える時間を設けるようにしています。

    これからもご質問等がございましたら気軽にコメントいただければ幸いです。

  • 小説家を目指すひとへへの応援コメント

    初めてコメントさせていただきます。

    井上ひさし先生のお言葉、やはり含蓄があり思わず何度も読み返してしまいました。

    小説が書けなくて苦しんでいた20代の頃に出会ったのが、井上先生の「井上ひさしと141人の仲間たちの作文教室」でした。

    その中に載っていた、「自分にしか書けないことを誰にでも分かる文章で書く」
    この一文を改めて思い出しました。

    それと、私自身はスプラッターに感じるのは、気持ち悪さであって恐怖ではない、と思っております。

    色々と頷いてしまう点が多く、ついコメントしてしまいました。長文失礼致しました!

    作者からの返信

    ぱのすけ さま

    井上ひさし氏の言葉は若者の裡に落とし込めるのが一番ですが、三十代を超えた頃に再度読み直すと、当時とは違った解釈ができ、勉強になります。

    私が思うスプラッターに必要な要素は、「恐怖」でも「気持ち悪さ」でもありません。
    「痛み」だけです。
    あらゆる事象、言葉、行動に於いて「痛み」を連想させる技術や展開を発揮できるかで、作品としての完成度があがります。

    またいつでもコメントくださいね、ありがとうございました。

  • 小説家を目指すひとへへの応援コメント

    初めまして。コメント失礼致します。

    以前に福山典雅さんがにーどれす様の事を近況ノートにて紹介されていたのを拝見し、勉強させて頂こうと先日にお邪魔しました。

    それから次のエピソードを読んだところで読むのを止めてしまったのですが、今は時間の余裕が出来た事から本日に更新をされた最後のところまで読ませて頂きました。

    自分は正直、これまで小説を書くにあたって我流で突き進んできた為にこういった編集者様目線での話は読んだ事が無かったのですが、自分の小説をより良きものにする為にまたこれから2度目の拝読をさせて頂き、学んでいこうかと思っております。

    このページにある言葉たちはどれもこれまで私が考えてこなかったものばかりで、とても勉強になります。寧ろ、今まで自分本位で書いてきたものでしたので、深く衝撃を受けました。

    これからも自分の作品に落とし込める様に何度も読み返し、学びとさせて頂きます。

    作者からの返信

    八木崎 さま

    勉強になったのならば重畳です。

    我流には我流の良さがありますけれど、基礎を知ったうえで我流を貫くことはもっと大事です。

    慾の発散と蓄積、我慢とは個人のためのものであり、亦、個人以外のものに落とし込める有益なものです。

    これからもなにか質問等がございましたらお気軽に聞いてくださいね。

  • ここまで拝読しました。
    (谷亜里砂さんがうちの記事に来ておられて、そこから辿ってこちらを見つけました)

    あえて抽象的にされているとのお話ですが、そのぶん本質的な語りになっているように思われ、非常に読みごたえがありました。
    (個人的には時々混じる本音部分も面白かったですが・笑)

    自分の日々書いているやり方と引き比べて、大きく差異のある箇所については「なぜそうなっているか」「どのように『自分の言語』に訳すか、あるいは訳さないか」など考えていくことで、色々得られるものがあるように思います。
    貴重な知見をありがとうございます。

    ぜひともこの方に自作のダメ出しをいただきたい……と感じましたので、評価の依頼をさせていただきたく思うのですが、それに関して一点質問です。
    本エッセイの推薦は「一度だけ」でよろしいですか?
    当方、近況ノートも書いておりますが、それとは別に日記的エッセイ(始めたばかりでPVもフォローもあまりありませんが)を持っています。ご希望でしたら両方で言及いたしますが、いかがしましょうか。
    片方で良い、ということでしたら近況ノートの方にしておきますね(ユーザーフォロー数の方が日記の作品フォロー数よりずっと多いので)

    お返事いただけましたら依頼にあがらせていただきます。
    よろしくお願いいたします。

    作者からの返信

    五色ひいらぎ さま

    抽象的にすることで「自分の力で考える」ということが鍛えられます。これを自己解決能力と云います。
    本音を隠して生きてきましたので、仕事でもない趣味の内容については本音をできるだけ吐露していければなと考えております。

    さて、「何故」の追求ですが、五色ひいらぎさんも仰る通り「言語化」が全てです。ネットでの知識は十全ですが、それは経験にはなり得ません。ですが小説の世界というものは「非日常」を求めて乱読される世界です。この相互矛盾を如何にして解決するか、帰結するものは決まって「自己言語化」のひと言に尽きます。

    その選択肢を頂けるのならば「ふたつとも」という声を上げてしまいますね。
    まあどちらでも宜しいですよ、好きなほうでお願いしますね。

  • はじめまして!
    こっそり読んでおりました🙇‍♂️
    引き続き勉強させて頂きます(*^^*)

    作者からの返信

    星野道雄 さま

    こっそりだなんて、交流が好きなので気軽にご質問いただければ、返せる内容であれば返事いたします。

    和気藹々としましょう。

    今後ともよろしくお願いいたします。

  • なるほどッ! 勉強になりました。😆

    作者からの返信

    大和タケルさま

    勉強は厭になるまで続けて、厭になっても続けて、厭を感じなくなって初めて好きになります。

    先は長いかもしれませんが、今後ともよろしくお願いいたします。

  • 登場人物についてへの応援コメント

    こんばんわ。
    私も引き続きお勉強させていただいております。
    ありがとうございます!
    登場人物を考える時、名前から考えています。
    書きたいシーンや言葉が浮かんで、それを中心にストーリーを肉付け(辻褄合わせともいいますが…)していくやり方でしか、物語も綴れていないのです。
    あぁ、だからキャラも話し方が変わっていたりしちゃうんだな~と、猛省しております。
    やはりプロの皆様は、しっかりとキャラの背景を作り上げていかれるのですね。
    「プロット」についても、「文章能力」についても楽しみにしております!

    作者からの返信

    桔梗 浬 さま

    登場人物の作り方は多種多様にあります。桔梗 浬さんが一番やりやすい方法で構わないと思います。

    けれどもしっかりと背景を考えてあげることで、人間味が溢れ、魅力が増しますよ。

    プロのなかには勢いで書く方もいらっしゃいますが、売れれば良しの世界ですから、それもひとつの正解でもあります。

    文章能力についてはエッセイ上で中級者以上のお話になった際に書いてみるつもりです。お時間頂戴しますが、気を長くしてお待ちいただけると幸いです。

    これからも些細な質問などがありましたら、気軽に云っていただければ嬉しいです。今後ともよろしくお願いいたします。

  • 登場人物についてへの応援コメント

    「憧れは理解から最も遠い感情」
    久保帯人先生の作品「BLEACH」に登場する藍染惣右介の言葉ですね。
    ネタバレになるので深くは語りませんが、あのキャラクターも作品を動かす大きな存在だと思っております。

    そしてにーどれすさんが書かれた「天才は自己中心的で、相互理解能力に欠け、決して曲げない強い精神を持ちます」
    まさに藍染惣右介はその全てを持った天才なのだと思います。

    この先も自身の勉強として読ませていただきます。

    作者からの返信

    大将 さま

    小説から類似の言葉を引用しようとしたのですが、漫画で人気作品且つアニメ化もされていた作品のほうが存知かなと思い採用しました。

    眼鏡外す前のときが非人間の権化という印象なので、私好みの登場人物となります。

    これから先も気軽にご質問などがあれば云ってくださいね。よろしくお願いいたします。

  • フムフムと思いながら読ませていただきました。プロットの書き方、ネットで攫うくらいなので深さはまったく違いますが、ほぼ同じかもとちょっと安心しました。あと、よくプロットを登場人物が壊してまう……と悩んでいたのですが、壊されているのはプロットじゃなかったようでこちらもちょっと一安心しました。これも問題ですけど……たぶん、試し書きを壊すんです。
    自由に動いてもらうこともあるんですが(これを試し書きと私は呼んでいるんですが、おっしゃるように改めて読み直すと半分以上使い物になりません。でもまだまだ未熟なので主人公が動いてみないとどんな行動を好むのか、これで確かめているところもあったり)、手綱もなんとなく分かります。
    私がちゃんとハッピーエンドにするから、今は黙ってついてこい!という感じで重要な場面では登場人物とよくケンカしていますもの(もちろん、素人物書きの趣味の域です)(でも、アルバイトの方には申し訳ないんですが、書くからには一次通過が目標なのです。日本語として物語が通じたってことだよねと思っていて)(質問としては二次は売れる目線入ってきますか?です)。
    他の方と温度差がかなりあると思うのですが、いつも申し訳ありません。
    最後に一つご相談なのですが、別サイトの方にこのエッセイをお勧めすることは可能でしょうか?
    どちらかと言えば、私の交友範囲がここよりも別サイトの方が広くあり、勉強になるのでもっと読んでもらいたいなと思いまして。
    読みに来てくださるかは分かりませんが、もし、よろしければ、返信に別サイトへの紹介がOKかどうかお知らせ願えると嬉しいです。よろしくお願いします。

    作者からの返信

    深月風花 さま

    十人十色の苦痛の許に芸術は完成されるものです。

    このエッセイが少しでも役に立てたのなら、嬉しい限りです。

    質問「二次選考は売れる目線が入っているか?」
    解答「YesでもありNoでもあります。質問の前に仰られていた内容になりますが、『日本語として物語が通じた』から『一次選考突破』するのではありません。『一次選考はそもそも小説としての形になっている』かが問題です。二次選考で初めて『小説としての完成度』を求められることが多い印象ですね。整合性と合理性が基本となります。一目置ける作品であれば、例えば無双系でも気に入った選考員がいれば通ることもあります。なので『売れる目線』ではなく『小説としての合理性』が求められるイメージで問題ないと思いますよ」

    別サイトでも大丈夫ですよ、別サイトも気になるので、サイト名など教えていただければ幸いです。


    これからもよろしくお願いしますね。

  • 主題の重要性への応援コメント

    こんにちは 勉強になります……プロットづくり、難しいです。書いているうちにプロットからどんどん横道にそれてしまって、手に負えなくなって頓挫してしまうこともしばしばです。
    プロットなしでさらっと書けたら、それはそれでカッコイイ~!!とも思ったりするんですけどね~
    プロットの解説も楽しみにしています

    作者からの返信

    TO BE さま

    プロットは世界観や主題と同じウエイトで重要なものですよね。
    横道に行ってしまうこと自体は悪いことではありません。寄り道が結果的に本作に落とし込める切欠となることもあります。

    一切作らずに物語を書く方は大勢おります。プロになればなるほど、売れている作家になればなるほどその割合は必然少なくなります。

    その場で考えた台詞などが読者の頭のなかを疑問符で埋め尽くすことがあります。プロ意識を持つのであれば、プロットの作成に一か月以上かけるかたもおります。

    プロットの解説、言語化が難しく月並みなことになってしまいますが、いずれ解説したいと思っております。

  • このエピソードを3度ほど読んでいるんですけれど、まだなんとなく自分で言葉に出来ない感じでもどかしいです。最近、別サイトで世界観を褒められたことがあり、何を褒められたのか分からなくて。
    また、自分もこのお話の世界観が好きです!と感想を書くこともありますが、この時はなんとなく『空気』『漂っている雰囲気』のようなものが好きと言っています。

    福山様宛の返信にある
    >点と点を繋げて線にする、その線を丸めて円とし、空白の空間に縁を作る。
    は、なんとなくすとんと自分の中に落ちるんですけど……。
    具体的にはまだ分かりません。

    また読みに来ます。

    作者からの返信

    深月風花 さま

    たくさん読んでくださってありがとうございます。

    読者さんのなかには「雰囲気」や「登場人物の掛け合い」を世界観と勘違いされる方もいらっしゃいます。けれども褒められたことは大きな前進だと思うので、繰り返し自らの作品を見直して、文字に起こすことをおすすめします。

    「点と点を繋げて線にする、その線を丸めて円とし、空白の空間に縁を作る」
    これは語感が好きで、的を射ている言葉だと自認しているため、様々な作家さんに云ってきた言葉となります。
    落とし込めているのならば上等ですよ、具体的な話は今後書いていく内容となりますので、慌てずにお待ちいただければ幸いです。


  • 編集済

    小説家を目指すひとへへの応援コメント

    はじめまして。どこかのページで交流することが好きと書かれてあったので、コメント失礼します。
    あと、何故か変な読み方をしていますが、気になさらないでください。私のお話にコメントしてくださった方がこちらをフォローされていて、辿り着きました。なので、気になったタイトルから読んでしまいました。
    私もスプラッタだけのホラーが苦手です。何故そんなことするのか理由が欲しくなります。
    井上ひさしさんの言葉を知ったとき、私もとても衝撃を受けました。また勉強させてもらいに来ます。

    作者からの返信

    深月風花さま

    交流好きなので今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

    スプラッタ「だけ」のホラーの理由ですか。様々あるとは思いますが、簡単に思いつくものが「衝撃的=印象に残りやすい」といった目的ですかね。
    残虐的な行動は人間的な恐怖を想起させますから、どうしたって記憶に残ってしまいます。深月風花さんはもしかすると「他人に無理やりな価値観を押しつけられた」という感じがして、それを言語化する際に「気持ち悪い」「内容がない」と思っているのかもしれませんね。
    井上ひさしさんは数多くの舞台を作ったひとです。あの時代のなか、逆境をポジティヴに受け入れる度量があります。

  • またとても良い文章をありがとうございます。

    「やりたいこと」=「読者が面白いもの」という考え方ではなく。
    「やりたいこと」=「やりたいことを説明できる世界」を作らなくてはいけません。

    という文章が響きました。

    以前感想を依頼した後、思うところあり序盤やタイトルを書きなおしたので、改めて感想を依頼させていただきます。

    幼馴染の危険な美少女に、参加費300万円の超高レート異世界カードゲームに招待されました
    https://kakuyomu.jp/works/16818093075539867460

    「個人としての感想」と「編集者としての感想」の双方を併記して、レビューコメント、または最新話の応援コメントに書いていただけますと望外の喜びです。

    ご検討よろしくお願いいたします。

    作者からの返信

    火水とるく 様

    返信遅れてしまい申し訳ございません。

    あまり辛口にならないよう、お気持ちに寄り添えることを書けるよう頑張らせていただきます。

  • Lesson1というお言葉がすごく伝わりました。まずは漠然と物語の全てがリンクせねばならない理由、それらの概要を掴んで下さいと言う事でしょうか。主題を生かせる世界観が必要であり、その世界観でキャラが行動する理由があり、これからその先が語られる気がしています。要約すると先ずは基礎工事、その考え方から理解しましょうと言われているのかなと思っております。間違っていたらすいません。

    続きました、厚かましいお願いでございます。私は次に書く予定の中編もしくは長編を考えています。私はプロットは考えず、気分で書くタイプです。それでは駄目だと思い、今回はプロットを作ろうと考えております。そこで大変厚かましいお願いなのですが、お時間がございます時に私が以前ノープロットで書き上げました「★★★ミリスお嬢様には逆らえない★★★」https://kakuyomu.jp/works/16817330653192201384を、梅の編集者目線でご評論頂けないでしょうか。

    大変厚かましいお願いをする理由と致しまして、プロットを作る上で私に欠落している部分を駄目出しして頂ければ、的確なプロット作成が出来ると考えております。漠然と自己流でプロットっぽいものを作るのでなく、不足している要素から考え、対策的に構築する形が最良ではないかと思うのです。非常に身勝手かつ独善的な想いですので、お断りされるかと思う所もございます。

    尚、文字数が6万字もあり、お忙しいかとは思いますので、そういう意味でも大変恐縮なお願いでございます。可・不可のお返事は、こちらのご返信にてお知らせ頂ければ幸いでございます。尚、ご承諾頂けました場合、評論をお出し頂く場所と致しましては、私の近況ノートコメント欄か、もしくは作品コメント欄でお願い出来ますでしょうか。「X」などはしておりませんので、その二つしかないのでございます。大変失礼で申し訳ないお願いではございますが、宜しくご検討の程お願い致します( ;∀;)

    作者からの返信

    福山典雅 様

    流石にお名前を覚えました。

    いつも御贔屓にありがとうございます。

    半分は正解ですよ、安心してくださいね。

    点と点を繋げて線にする、その線を丸めて円とし、空白の空間に縁を作る。

    これが物語の基本です。基礎工事、という奴ですね。

    本題。

    編集者目線ですね、畏まりました。承ります。

    読了しました。福山典雅さんの処で評論を書くと、ネタバレになってしまいますし、この場で書きましょうか? 判断はお任せします。

  • このあいだは、ご返信ありがとうございました。第2回のコメント欄でお世話になりました、谷亜里砂です。
     カクヨムではコメントが一回しかできず、そのため私の返信に気が付いておられない可能性を考えて、う~ん、どうしようかな~と思っていたところでした。

     ところで、私は作家として身を立てていきたいので、「みにくい男の人魚のはなし」に、ぜひ編集者目線からのご感想、ご助言をいただけたら幸いです。媒体はカクヨムでお願いします。
     現在、見識を広げるために小説に関わらず読書にあたっておりますが、ご存知の通り範囲が広く、どこから手をつけてよいやらと悩んでいるところです。ご自身が編集された書籍等の中でおすすめがありましたら、ぜひとも教えていただければ幸いです!

    作者からの返信

    谷 亜里砂 様

    色々気を遣わせて申し訳ございません。

    編集者目線での感想と助言、畏まりました。

    そして最後の質問ですが、立場上担当した作者の作品は出せないので、感銘を受けた作品を下記に並べますね。

    ・はつ恋 ツルゲーネフ
    ・無関係な死・時の崖 安部公房
    ・あすなろ物語 井上靖
    ・個人的な体験 大江健三郎
    ・土の中の子供 中村文則

    全て文学とはなりますが、一様に似通った部分のあるものになります。

    是非解析、分解することを勧めます。


  • 編集済

    主題の重要性への応援コメント

     はじめまして。谷亜里砂と申します。
     こちらの作品を読んで、自分の作品はどうだろうかと唸り、照らし合わせ、内省しておりますが、私の主観が強すぎて読み手の気持ちが見えていないのでは?と悩む日々です。
     つきましては私の作品「みにくい男の人魚のはなし」に感想をくださると大変嬉しいのですが、お時間を割いていただけるでしょうか。お返しできるものがなにもなく、気後れしますが……。
     もしよろしければ、完結してからまたお声がけいたします。今は執筆途中で、書きかけのものを見せられても評価が難しいかと思うからです。いかがでしょうか。
    谷 亜里砂

    2024.04.12 21:04更新
     ご返信ありがとうございます。私は作家として身を立てていきたいので、ぜひ編集者目線からのご感想、ご助言をいただけたら幸いです。媒体はカクヨムでお願いします。
     現在、見識を広げるために小説に関わらず読書にあたっておりますが、ご存知の通り範囲が広く、どこから手をつけてよいやらと悩んでいるところです。ご自身が編集された書籍等の中でおすすめがありましたら、ぜひとも教えていただければ幸いです!

    谷 亜里砂

    作者からの返信

    谷 亜里砂 様
    これは「世界観の構築」や「登場人物の作り方」といった処で書くつもりだったのですが。
    主観とは客観性を含んでいます。客観性も然り。
    客観性をどこまで追求するかで認識の祖語が発生しなくなりますね。
    距離が近いほど良い面しか見えないものですね。友人の悪い処を列挙できない現象と同じです。云わば同情心や他人は理解できているだろう、という気持ちが働き、それ以上の解析をしないことが問題ですね。
    「みにくい男の人魚のはなし」を少しだけですが読み始めました。
    感想はどの媒体でお伝えいたしましょうか。
    あとは私の主観的な感想でいいのか、元編集者としての感想なのか、後者の場合は良い処と悪い処は5:5でないことを先にお伝えしておきます。
    相談お待ちしてますね。

  • 主題の重要性への応援コメント

    第三回目はぜひ『世界観の構築』(メイン)から、その次は『登場人物の作り方』(サブ)の順番でお願いします

    作者からの返信

    楠本恵士 様
    三回目にふたつを詰め込むと薄味になってしまいますので、メイン→サブの順番で紹介しますね。
    ご意見ありがとうございます。

  • 主題の重要性への応援コメント

    色々と考えながら読ませて頂きました。
    確かにテーマがいくつも詰め込まれていると読んでいて疲れてしまうかも知れません。
    今公募用の作品(20,000字程度)を書いていて、ボリューム感を考えて或る程度色々な要素を入れたり、舞台を変えたりしながら書いております。
    その中でも一貫したテーマを持って書いていくことが大切なんだなぁと改めて思いました。
    にーどれすさん、ありがとうございました。

    作者からの返信

    未来屋 環 様
    詰め込み過ぎると確かに独自性が増しますが、制御できなければ面白くないものが出来上がります。
    昨今のWEB小説は特に主題に欠け、表現するほうされるほうがなにも考えずにしてしまっている、というのが私の考えです。
    流動食ばかりを食べると頤が弱くなったり、思考が廻らなくなってしまう。私は同一的なものだと認識しております。
    咀嚼を繰り返し、嚥下するときにはきちんと理解させる、理解できる作品が、立派な小説というものですね。
    一貫性を大事になさってください、未来屋 環さんにしか書けない作品が必ずあります。

  • 小説家を目指すひとへへの応援コメント

    はじめまして。
    お邪魔いたします。

    とても深く、自分は果たしてどうなんだろう? と思わずにはいられませんでした。
    読んでいただく方に面白いと感じていただける物語を届けられるようになりたいと、改めて思いました。

    次回のテーマも楽しみに、学ばせていただきたいと思っています。
    ありがとうございます!

    作者からの返信

    桔梗 浬 様
    来ていただいている作者の作品は少しずつ読ませていただいております。
    桔梗 浬さんのも拝読しました。
    大丈夫ですよ、皆さんと同様に「自然と知っているけれど、言語化できていない」だけですよ。なので自分と向き合って、自己採点をすれば、きちんと頭に入るはずです。
    面白いものを書きたいのか、自分が好きな作品を書きたいのか、終着点は同一的ですけれど、過程が違うので難しいですよね。
    ありがとうございます。なにかご相談がございましたらいつでも仰ってくださいね。

  • 主題の重要性への応援コメント

    楽しいです。拝読させて頂き、すごく勉強になります。早速質問ですが、公募を狙う事を含めて異世界ファンタジーを書く場合、読者層は中高校生くらいを対象とすべきか、40代以降60代までを対象にすべきか、正解はないと思いますがご意見お聞かせ下さい。私は現在、新作を考えていますが、ターゲティングをどこに置くべきか悩んでいます。予測としては新しい感性の当たりはずれを狙うより、異世界ファンタジー創世記の世代をうならせた方が、公約数的に多く読まれるのではないかと思ってます。勿論、物語の内容にも寄りけりですが、初期段階での大まかな方向性の悩みです。現在のヒット作を見てもそういう傾向かとは思うのです。要はベースターゲティング層を獲得し、中間層の大学生から若い社会人がのっかってくれるのは、どちら側で書いた方がいいかという事です。漠然とし過ぎて申し訳ないですが、参考までにご意見下さいませ。却下もありでございます。宜しくお願い致します( ;∀;)

    作者からの返信

    福山典雅様

    ご質問ありがとうございます。

    公募を狙うことまでを含めるのならば、ターゲティングとなるべきは読者層も当然ですが、まずは公募先の出版社の傾向が第一だと結論づけます。たとえば異能バトルを書きたいのに、幻冬舎に出しても受けは悪いでしょうし、突出した奇想天外物語を電撃文庫に出しても通過率は著しく低いです。
    私ならまずは市場の調査を含めた直近の受賞作を乱読し、物語の核心がどこにあり、どのように選考者の眼に止まったのか、を分析しますね。

    それとは別に読者層ですが、ライトノベルであれば、仰る通りのことでおおよそ間違いはありませんが、中間層の大学生から社会人を「乗っけよう」とすることはしないですかね。乗っけようとすると意識せざるを得なくなり、趣旨がブレてしまうことが大いにありえます。
    趣旨の軌道修正ができないまま物語を半端にさせてしまうのならば、いっそのこと、中高年をメインターゲットにしつつ、中高年だからこそ共感できる登場人物、世界観、思想を緻密に書き上げることにより、「予期せぬ若者の支持」が上がることを待ちますかね。であれば趣旨もブレないし、ゆくゆくは若年層も取り込める作品に仕上がると思います。

    そしてなによりも大切なのは、福山典雅さんが「書いていて楽しい、書いていて面白い」と思うことこそが重要で、登場人物の感情を綿密に作り込むことだと云うことです。

    長ったらしく説教臭くなってしまいましたが、元編集者としての意見は上記の通りですね。

    それはそうと、作成に中っての不安や質問などがございましたら気軽に仰ってくださいね。

  • 小説家を目指すひとへへの応援コメント

    はじめまして。
    コメント、失礼します。
    (るしあんさんの紹介&福山さんのオススメでこちらへおジャマしました。)

    井上ひさしさんの言葉、深いですよね。

    読者を温かく迎え入れる作品。そんな理想形をイメージしました。

    作者からの返信

    結音(Yuine)様

    お二方のオススメでしたか、ありがとうございます。嬉しい限りです。

    井上ひさしさんは非常に多彩な感性を持っていらっしゃった方で、就中美しい表現はひととひととのかかわり方に関する表現となります。

    新品の小説は手に入らない可能性が高いですが、一読してみれば成長に必ず繋がります。

    読者を巻き込んで宴会をする作品にしたい、と私の友人は仰っておりました。斯様に千差万別な意見のひとつとして、私のなかに残っております。

    ご質問等がございましたら、気軽にいつでもコメントをくださると幸いです。ありがとうございました。

  • 小説家を目指すひとへへの応援コメント

    コメント失礼致します。
    非常に含蓄のある言葉の数々、ひとつひとつを考えるだけで迷路に迷いそうになりました。真意をせめて十分の一は理解出来ればと思いますが、今回は「難しいことを、優しく」ですでに躓きそうでした(笑)。飽きさせない優しさ、退屈させない優しさ、興奮させる優しさ、単に平易にするだけでは正しくなく、理解の浅い私はイメージとして「感性の鋭い小学生が、文豪のセンスだけコピーして書いた物語」、そんな表現力かなぁと思いました(もちろん不正解)。追って勉強させて頂きたく思います。
    次回テーマも非常に興味があります。宜しくお願い致します( ;∀;)

    作者からの返信

    福山典雅様

    コメントありがとうございます。

    そうですね、小説というものは非常に難しく、そして面白い芸術となります。

    紹介した通り、優しさと云っても作者の思想に沿ってその方向性は十人十色です。ですが、ご自身の力のみで考えた結果の優しさならば、それも正解となります。

    勉強になっていれば書いている身としても非常に嬉しく思います。ありがとうございます。

    気軽に質問等がございましたらコメントお待ちしております。

  • 小説家を目指すひとへへの応援コメント

    自主企画に参加して頂き、ありがとうございます。

    とても勉強に成ります。
    更新をお待ちしています。

    作者からの返信

    るしあん@猫部様

    企画に参加させていただきありがとうございました。

    そして紹介してくださり重ねてお礼申し上げます。

    なにかございましたら気軽にコメントしてくださいね、お待ちしております。