私みたいな、何も知らない、ど素人が、作品を作ろうと思ったら、私は、
みんなが、それわかるわ〜と、共感できる物を書こうとするんです。
それで、コメントが返ってくると、
嬉しいと。そのコメントを参考に次に
活かすと、言った感じなんです。
こういう考えは、間違いなのか、正解なのかを教えて頂きたいのですが。
作者からの返信
まーくん さま
芸術の世界では正解はありません。
シューベルトやカフカ、ゴッホやガロアが正にそれです。
自らの「理想」が現実世界には敵わなかったが、それでも尚「敵わない」まま諦観するのではなく、醜く抗い血を沸騰させたからこそ、時代を超え「理想を叶えた」偉人たちです。
但し彼らもそうですが、他人の声に耳を傾けすぎるのも如何かなと。
というのも小説というものは一様に「自己」への解答であり、「他者」への説得でもあります。どのようなスタンスで小説を書かれているのかは私には分かりませんが、傾聴しすぎるからこそ迷いが生じることになります。
だから、質問の答えに関して云うと「堺」を見つけましょう。それが一番です。
編集済
コメント失礼します。
>畢竟、世界とはひとつの線でできている〇に過ぎないのです。そして世界観とは線を丸く覆う作業のことを指します。
福山様宛の返信にある
>点と点を繋げて線にする、その線を丸めて円とし、空白の空間に縁を作る。
この二点を、私なりに考えてみました。
線は、ストーリーのスタート地点とゴール地点。世界が〇。
丸めた空白の円と縁は、物語でもあり、登場人物の関係性。
だから、世界観は線を丸くする作業。
円は、「道を外れなければ」何周もします。やがて、物語が終わりを迎えた時、冒頭との関連性が見えてくる。それが、
「やりたいこと」=「やりたいことを説明できる世界」
畢竟をヒントに、考えてみました。
まだまだ、初心者にまで達していませんので、間違えた捉え方をしていると思います。なので、ご指摘して頂けましたら幸いです。
追記。
「道を外れても、道は続きます」
目的を持って行動するのであれば、道を外れたら元の道に戻る選択をするか、別な道を進んで目的を達成するか。
道=ストーリーの分岐点であり、キャラクターが選択する。
分かれ道があるように、AかBで違う道を選んだら、キャラクターの結末が違うけど、物語の結末は同じ。
だから、「道を外れても、道は続きます」になるのかな、と考えてみました。
作者からの返信
北條院 雫玖 さま
惜しいですね。
ですが方向性は間違ってないです。
更にヒントを云うと「道を外れても、道は続きます」。
少しヒントが難しいかもしれませんね。ですが辿り着けると思いますよ。
元編集者とのことで、視点の違う創作論に唸ってます。
ここ重要! と思いながら行きつ戻りつの読書なので、なかなか先に進めませんが、それでも楽しみながら続きを読みたいと思います。
「売れている作品こそ正義」……確かにそうですよねえ。
ですが、それでも心に残る作品とは何か、歴史に残る作品とは何かと問いたいものです。
なんでもかんでも、ファストフードのように素早く、効率的に、な世界ですが、そんな世界だからこそ、ゆっくりじっくり考えたいなあ……などと思ってしまいます。
あ、それと売れてる云々は、数字でわかりやすいというのもありますねえ。
こっちより、こっちが売上良いから、こっちが正義みたいな。
はて、感動は数字で表せるものなのか……。
流されずに色々考えてみたいものです。
作者からの返信
月井 忠 さま
レビューありがとうございます。
行きつ戻りつでゆっくりとお楽しみください。
私の創作論はあえて抽象的に表現をすることで、読者乃至作者の方にとって自分で考える時間を設けるようにしています。
これからもご質問等がございましたら気軽にコメントいただければ幸いです。
このエピソードを3度ほど読んでいるんですけれど、まだなんとなく自分で言葉に出来ない感じでもどかしいです。最近、別サイトで世界観を褒められたことがあり、何を褒められたのか分からなくて。
また、自分もこのお話の世界観が好きです!と感想を書くこともありますが、この時はなんとなく『空気』『漂っている雰囲気』のようなものが好きと言っています。
福山様宛の返信にある
>点と点を繋げて線にする、その線を丸めて円とし、空白の空間に縁を作る。
は、なんとなくすとんと自分の中に落ちるんですけど……。
具体的にはまだ分かりません。
また読みに来ます。
作者からの返信
深月風花 さま
たくさん読んでくださってありがとうございます。
読者さんのなかには「雰囲気」や「登場人物の掛け合い」を世界観と勘違いされる方もいらっしゃいます。けれども褒められたことは大きな前進だと思うので、繰り返し自らの作品を見直して、文字に起こすことをおすすめします。
「点と点を繋げて線にする、その線を丸めて円とし、空白の空間に縁を作る」
これは語感が好きで、的を射ている言葉だと自認しているため、様々な作家さんに云ってきた言葉となります。
落とし込めているのならば上等ですよ、具体的な話は今後書いていく内容となりますので、慌てずにお待ちいただければ幸いです。
またとても良い文章をありがとうございます。
「やりたいこと」=「読者が面白いもの」という考え方ではなく。
「やりたいこと」=「やりたいことを説明できる世界」を作らなくてはいけません。
という文章が響きました。
以前感想を依頼した後、思うところあり序盤やタイトルを書きなおしたので、改めて感想を依頼させていただきます。
幼馴染の危険な美少女に、参加費300万円の超高レート異世界カードゲームに招待されました
https://kakuyomu.jp/works/16818093075539867460
「個人としての感想」と「編集者としての感想」の双方を併記して、レビューコメント、または最新話の応援コメントに書いていただけますと望外の喜びです。
ご検討よろしくお願いいたします。
作者からの返信
火水とるく 様
返信遅れてしまい申し訳ございません。
あまり辛口にならないよう、お気持ちに寄り添えることを書けるよう頑張らせていただきます。
Lesson1というお言葉がすごく伝わりました。まずは漠然と物語の全てがリンクせねばならない理由、それらの概要を掴んで下さいと言う事でしょうか。主題を生かせる世界観が必要であり、その世界観でキャラが行動する理由があり、これからその先が語られる気がしています。要約すると先ずは基礎工事、その考え方から理解しましょうと言われているのかなと思っております。間違っていたらすいません。
続きました、厚かましいお願いでございます。私は次に書く予定の中編もしくは長編を考えています。私はプロットは考えず、気分で書くタイプです。それでは駄目だと思い、今回はプロットを作ろうと考えております。そこで大変厚かましいお願いなのですが、お時間がございます時に私が以前ノープロットで書き上げました「★★★ミリスお嬢様には逆らえない★★★」https://kakuyomu.jp/works/16817330653192201384を、梅の編集者目線でご評論頂けないでしょうか。
大変厚かましいお願いをする理由と致しまして、プロットを作る上で私に欠落している部分を駄目出しして頂ければ、的確なプロット作成が出来ると考えております。漠然と自己流でプロットっぽいものを作るのでなく、不足している要素から考え、対策的に構築する形が最良ではないかと思うのです。非常に身勝手かつ独善的な想いですので、お断りされるかと思う所もございます。
尚、文字数が6万字もあり、お忙しいかとは思いますので、そういう意味でも大変恐縮なお願いでございます。可・不可のお返事は、こちらのご返信にてお知らせ頂ければ幸いでございます。尚、ご承諾頂けました場合、評論をお出し頂く場所と致しましては、私の近況ノートコメント欄か、もしくは作品コメント欄でお願い出来ますでしょうか。「X」などはしておりませんので、その二つしかないのでございます。大変失礼で申し訳ないお願いではございますが、宜しくご検討の程お願い致します( ;∀;)
作者からの返信
福山典雅 様
流石にお名前を覚えました。
いつも御贔屓にありがとうございます。
半分は正解ですよ、安心してくださいね。
点と点を繋げて線にする、その線を丸めて円とし、空白の空間に縁を作る。
これが物語の基本です。基礎工事、という奴ですね。
本題。
編集者目線ですね、畏まりました。承ります。
読了しました。福山典雅さんの処で評論を書くと、ネタバレになってしまいますし、この場で書きましょうか? 判断はお任せします。
このあいだは、ご返信ありがとうございました。第2回のコメント欄でお世話になりました、谷亜里砂です。
カクヨムではコメントが一回しかできず、そのため私の返信に気が付いておられない可能性を考えて、う~ん、どうしようかな~と思っていたところでした。
ところで、私は作家として身を立てていきたいので、「みにくい男の人魚のはなし」に、ぜひ編集者目線からのご感想、ご助言をいただけたら幸いです。媒体はカクヨムでお願いします。
現在、見識を広げるために小説に関わらず読書にあたっておりますが、ご存知の通り範囲が広く、どこから手をつけてよいやらと悩んでいるところです。ご自身が編集された書籍等の中でおすすめがありましたら、ぜひとも教えていただければ幸いです!
作者からの返信
谷 亜里砂 様
色々気を遣わせて申し訳ございません。
編集者目線での感想と助言、畏まりました。
そして最後の質問ですが、立場上担当した作者の作品は出せないので、感銘を受けた作品を下記に並べますね。
・はつ恋 ツルゲーネフ
・無関係な死・時の崖 安部公房
・あすなろ物語 井上靖
・個人的な体験 大江健三郎
・土の中の子供 中村文則
全て文学とはなりますが、一様に似通った部分のあるものになります。
是非解析、分解することを勧めます。
コメント失礼致します。
にーどれす様の言われる世界観の定義に触れ、自分の小説の世界観はどんなものかと考えてみましたが、人に説明できるかどうかでいえば微妙な感じでした。まだまだ勉強が足りないみたいです。
これまで色々な小説を読んできましたが、にーどれす様の言われる『ただ読書をするのではなく、物語の核を探し出し、世界観をジャンル分けしてみれば、世界観についてこの記事を読むまでもなく理解できますし、乱暴に書くよりも二倍三倍以上も成長できます。』という事について深く感銘を受けました。そうした考えを持って読書をした事が無かったので、私には目から鱗でした。
多くの作品を読み、他の方の世界観とは何なのかを知り、そして自分の小説を改めて見返し、自分が伝えたい世界観が何なのかもう一度考えてみたいと思います。
作者からの返信
八木崎 さま
プロの方でも説明できるひとは多くありません。ですが有名な作家になると必ず自分が考えた設定は覚えているものです。覚えているということは、記憶しているということ、記憶とは構築であり蒐集でもあります。
案外この視点で読書をしている方が少ないのが、出版業界に入ってから一番驚いたことだったりします。只読むだけでは文字を追っているだけとなってしまい、それでは辞書や新聞紙を読むことと大差ありません。感性を働かせて読むことで、今までにない発見があるはずですよ。
とは云っても、すごく面倒臭くて一度読了しただけでは難題なのは勿論、時間も相応にかかります。
まずは好きな作品を読み解くことから初めてはいかがでしょうか。