突然、世界が非日常へと変わる。あたりが灰色になる世界。けれど一番の変化は、そこで待っていたはずの友人のミオリがいないこと。そんな時、ミオリから電話がかかってきて…友人の様子は変わらない。変わらない関西弁で、つまらないギャグにボケて返したり。会話はとても楽しそう。しかし、何かがおかしい。それが明確化された時――特に最後のミオリの言葉と、プロローグを読み返した時。ぞくり、と背筋が凍ります。
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