概要
世界は闘争を求める
それは西暦1943年。第二次大戦中のこと。
敗戦が濃厚となった欧州のとある国の国家元首が起死回生の策として用いたのは、敵国だけでなく自国の人間までも生贄とした悪魔召喚の儀式であった。
周囲があきれる中敢行された悪魔召喚の儀式は、周囲の予想とは裏腹に成功してしまう。
召喚された悪魔は超常の力を振るい敵国の軍勢を撃破した。
契約を果たしたことでそのまま帰還するかと思われた悪魔は、自らが斃した兵士を生贄として他の悪魔を召喚する。
悪魔によって呼び出されたため、最初に悪魔を召喚した国家元首と繋がりをもたない悪魔は、最初の悪魔を召喚した国家元首を含むすべての関係者を殺害する。これにより悪魔は契約から解き放たれた。
この瞬間から、人類と悪魔の戦争は幕を開けたのである。
――それからおよそ100年
敗戦が濃厚となった欧州のとある国の国家元首が起死回生の策として用いたのは、敵国だけでなく自国の人間までも生贄とした悪魔召喚の儀式であった。
周囲があきれる中敢行された悪魔召喚の儀式は、周囲の予想とは裏腹に成功してしまう。
召喚された悪魔は超常の力を振るい敵国の軍勢を撃破した。
契約を果たしたことでそのまま帰還するかと思われた悪魔は、自らが斃した兵士を生贄として他の悪魔を召喚する。
悪魔によって呼び出されたため、最初に悪魔を召喚した国家元首と繋がりをもたない悪魔は、最初の悪魔を召喚した国家元首を含むすべての関係者を殺害する。これにより悪魔は契約から解き放たれた。
この瞬間から、人類と悪魔の戦争は幕を開けたのである。
――それからおよそ100年
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★ Good!自己中心的な登場人物達にいいように使われる主人公に耐えられれば名作かも
いわゆる古き良きラノベを感じさせる作品であるものの、古き悪しきラノベの定番の様な自己中キャラばかりなのがネックになる。
妹を除けば一番関わりの深いクラスメイトですら自己の利益のために主人公をいいように使おうとし、主人公に対する八つ当たりは当たり前といった態度は全く改められる気配がない。まるでひと昔前の暴力系ヒロインの様に(本作ではヒロインとしての位置づけではないが)。
主人公に魅力はあるし、ロボによる無双も描写のレベルが高く満足感と爽快感を感じさせるが、上述の不快要素とトレードオフの結果として作品全体に対してネガティブな印象が上回る読者もいると思われる。
いろいろ惜しい作品。