本という希望と、それを抱えられないジレンマ

共感で胸が苦しくなった。
ここまでは積ん読しないにしても、「本を買って所有しているだけで得られるもの」については、多くの人が実感していると思う。それを言語化されて、改めて本が様々なものを内包しており、まさに希望なのだと思い知らされた。
「身の丈に合った」という言葉により、希望すら持つことの許されない現代の世知辛さを突きつけられた気がする。
本が好きな人、積ん読しがちな人に読んで欲しい作品。