うまく言えないけど、うまく言いたくない気持ちでペンギンを見たい。

地球に隕石が落ちるまであと七日。
残された七日間を誰と過ごすか。
SFマインドをくすぐる設定のお話かと思わせといて、人は人のために生きるんだって強いメッセージ性を感じました。

ドラマチックではなくとも、その人がどうしてそんな行動を取ったのか、説明臭くなく仕草と演技で人を魅せる文章力が確かだからこそ成立する地球最後の七日間。

この人は、七日後以降も生き続けていくのだけど、ずっと最後の日のことを考えていくんだなって思うと、みんなそれを知っていて黙ってるだけなんじゃないかってしんみりくる。

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