シロウ君と療養所ばぶばぶ奮闘記

1999年。地球が異世界人たちに支配された。人類文明は壊滅し、人間は等しく異世界人の奴隷となった。

そんな人間の一人、シロウ。地球が異世界人に支配される数年前に両親を亡くし、親戚の家で悲惨な生活をしていた彼も奴隷となっていた。

しかし、彼は普通の奴隷とは扱いが違った。シロウは労働施設に送られることはなく、ある場所で働くこととなったのだ。

そこは魔導士の療養施設。通称『乳児院』。だがしかし、その場所に本物の乳児はいなかった。

乳児院にいるのは魔法使いたち。魔法の使い過ぎで魔力と精神を限界まですり減らし、赤ちゃん返りしてしまった魔法使いたちがそこにいた。

これは不幸な少年シロウと疲れ切った魔法使いたちの物語である。

※たぶん疲れてるんです。

　続けられるかもわからないので期待はしないでください。