魔女の使い魔と言ったら、黒猫に決まりだね。

 黒猫は不吉。主人公の黒猫も、人々から忌避されて邪魔者扱いされていた。その上人間たちから酷い仕打ちを受ける。そこで出会ったのが、一人の魔女だった。
 この日から、主人公は名前を与えられ、魔女の使い魔になった。しかしある日、その魔女の姿が消えた。主の身に危険が迫っていると思った主人公は、主の下に駆けつける。
 そして——。

 主従関係というより、友人関係のような二人のやり取りに、
 心温まります。

 是非、御一読下さい。