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概要
反幕は病。尊攘も病。未知の病――すなわち「ころな」である
第二次長州征伐の開戦間際。石州口関門を寡兵にて守備する浜田藩士岸静江国治は、やがて押し寄せる長州の大軍へ正面から抗し、役目として死す事を望む。幕府方は病であると主張し攻め寄せる方面軍を率いるのもまた医家出身の大村益次郎であり、岸は藩の老奸物・山本半弥から授かった奇策を懐に、白蛇衆の栗鼠女、典医嫡男の森林太郎らの助力を得、長州勢は「ころな」なる流行り病へ罹患しており通せぬ、との奇天烈な主張をもって大軍へ立ち向かう。
※某賞一次選考落ち。
※一感染症に著しく日常生活を侵食される現代と、倒幕の気風はびこる幕末を重ねたかったのか。
※某賞一次選考落ち。
※一感染症に著しく日常生活を侵食される現代と、倒幕の気風はびこる幕末を重ねたかったのか。
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