　昨年は開幕前にドラゴンズのジャリエル・ロドリゲス投手が亡命してびっくりしましたが、今年は開幕前に巨人の新外国人選手ルーグネット・オドーア選手が退団しました。

　オープン戦で不調だから、開幕は二軍調整を言い渡したら、「二軍にいくなら退団だ」となって合意退団になったそう。ちなみに二軍に落とせないなどの契約の縛りはなかったようです。

　内部にいないので詳細が分かるはずがないのですが、巨人側の事情としては開幕からベストで行きたいということでしょう。新監督の初陣に調整中の選手は使えないという至極分かりやすい理由です。

　一方のオドーアサイドとしては、プライド的なものもあるのでしょうが、開幕一軍がないのなら年間通して不安定な起用になりそうと判断したところもあったように思いますね。

「マイナー契約よりは日本で、と思ってきたけど、日本でもマイナー（二軍）扱いならアメリカでマイナーにいるよ」というような心境なんじゃないかと思います。

　我儘と言えばそれまでですが、このあたりの話を契約時にきちんとしていたのかというのはありますかね。

　個人的には例えばスワローズなら、開幕不調そうでもとりあえず使ったような感はありますね。

　一試合も落としたくないという巨人ならではのプレッシャーもありそうで、それが巨人の長所でもあるわけですが、逆にそれで縮こまってしまう部分もあるわけでして。

　新監督ということでこの部分はより強くなっていそうな感がありますが、果たして吉と凶のどちらに転ぶのでしょうか。

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。（ログインが必要です）

新規登録で充実の読書を

マイページ: 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる; 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める; フォローしたユーザーの活動を追える
通知: 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴: 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい