前のエピソード――5/28　指標というもの

　二年連続最下位から一転、今季の前半戦は好調に戦っている北海道日本ハムファイターズですが、オールスター投票ではパ・リーグをほぼ独占状態となっています。

　今年の第一戦はエスコンフィールドなのでその影響なのでしょうけれど、最多得票も得ているというのは相当凄いわけですが……

　ある程度の組織票もあるのでしょうけれど、どちらかというとセ・リーグファンが「新庄監督面白いし、ファイターズ好調だしファイターズの選手に入れてみようか」って感じで入れていそうな感も受けますね。

　新庄監督が古巣であるタイガースとの交流戦にタイガースの６３番を着て出て来たという話がありましたが、あれも多少は営業活動的なものだったのかもしれません。

　オールスターもあまり同じチームから選ばれ過ぎると多少興を削ぐかなぁというのがありますが、個人的には最近オールスター戦は野球もＮＦＬもＮＢＡも見なくなってしまったので偉そうなことを言える立場ではないですね(笑)

　というか、ＮＦＬは運動会みたいになってしまって、オールスター戦でもなくなってしまいましたが……

　さて、開幕から二か月ほど経ちましたが、セ・リーグはともかく、パ・リーグはかなり大外れとなっております。

　ホークスは予想を超える強さでしたし（ただ、柳田選手故障でどうなるか）、

　バファローズは故障者続出でＡクラスも厳しいかもという雰囲気。

　マリーンズは去年を超える好調ぶりですし、

　イーグルスとライオンズはＢクラスなのは当たっていますが、中身は正しいとは言いづらいですしね。

　唯一当たっているのは「今年のファイターズはまあまあ行くんじゃない？」というくらいでしょうか。

　セ・リーグはタイガースが予想ほど強くないというのはありますが、去年も途中までこんな感じでしたしね。さすが大山選手の状況が上がらなさすぎるというのはありますが、佐藤輝選手は何だかんだ年間通せば大体似たような数字になるような感があります（それこそ選手時代の新庄監督のように）から、そこまで心配しなくて良いんじゃないですかね。