明日から高校に入学し、ルンルン気分で歩いていく少女・有明海。彼女の唯一普通じゃないところは、靴以外が透明になってしまう事だった。大変な運命を背負ってしまった少女による、一つの出会いを描いた現代ファンタジー。一体ここから何が始まるのだろうかという、わくわく感に満ちています。透明な少女の生活は、どういうものなのか、想像にも及ばないような苦労はたくさんあると思います。でも、ここからきっとよくなっていく、そんな心地良さがあふれるラスト一文が素敵でした。
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