霾(つちふる)から山〇證券まで

自分の中にある、形を持たない気持ちや心を他の誰かに伝える時、
より的確に行うためのツールを、語彙と言いますが、こちらの作品群は、そうした選りすぐりの言葉が、綺羅星のように並べられています。
それゆえ、詠み手の人となりから、その眼差しの感じるもの、奥底で心を震わせているものの正体にまでリーチすることができ、鑑賞する者は、いつしか詠み手に気持ちに同化していきます。

癖っ毛の我が子への温かな眼差し
コンビニで学生カップルを見つけて観察しちゃう好奇心
部下へのエール
母親への切ない思慕

きっと、あなたの心に添う一句がある筈です。一度ご覧ください。