菅原道真と京(2)

2年後(903年)。太宰府で、道真は寂しく亡くなりました。


しかし、異変が相次ぎました。

藤原時平が、909年に急死。

宇多天皇の次、醍醐天皇の皇太子が923年に急死。

930年、天皇の住む清涼殿に雷が落ちました。

そのショックで、醍醐天皇は亡くなりました。


これを道真の祟りと恐れた人々は、道真を神として祀る事に。

しかし、祟りは収まりませんでした。

そこで、後の天皇である一条天皇は、道真に太政大臣の位を送りました。

すると、それ以降祟りは起こらなかったとされています。


そんな彼を祀る神社は、複数あります。

道真が眠る福岡県太宰府市の太宰府天満宮。

京都市の北野天満宮。

山口県防府市の防府天満宮。

ぜひ、皆さんも行ってみてください。

ちなみに私は太宰府天満宮へ行ってきました。飛梅はあそこで今も生き続けています。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

日本史都市伝説集 額田兼続 @Nekofuwa-jarashi

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

フォローしてこの作品の続きを読もう

この小説のおすすめレビューを見る

この小説のタグ