菅原道真

菅原道真と京(1)

皆さんは、菅原道真を知っていますか?

彼は平安時代の政治家であり貴族です。

今は学問の神様として、受験生の味方となっています。

彼が「学問の神様」と呼ばれるようになったのには深い理由があります。


ところで、皆さんは平安時代の貴族といったら、何を思い浮かべますか?

藤原氏を思い浮かべる人も多いと思います。

彼は、藤原氏に追いやられた人(の一人)です。


道真は、当時の天皇、宇多天皇からも厚く信頼されていました。

一方、藤原氏には、藤原時平という人も居ました。

二人は、お互い左大臣、右大臣となりました。

しかし、時平は、それだけでは気が済まず、太政大臣になりたいと思いました。

(道真が邪魔だな…)

そこで、時平は道真が謀反を起こしたと嘘を言い、道真を太宰権帥に落とすことに成功しました。これは、事実上の流罪(太宰府への)です。


余談ですが、道真は太宰府へ流される前、こう歌いました。

「東風吹かば 匂い起こせよ 梅の花 主なしとて 春を忘るな」

その歌に感動した梅は、太宰府へ飛んで行きました。これが「飛梅」伝説です。

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