通り過ぎる、風。

なんだか、土の上、草花の上に吹く、風を感じる物語でした。

遠くに行ってしまう、何かを運んでくる、過ぎ去っていく・・・・・・。

ある花 ―かすみ草― に託された物語ですが、
物語はある恋人たちの「証」を、読み手ごと、優しく包み込んでくれます。

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