革命的な俳人の詠みたいハートは止まらない!

タイトルから既にパワーワードなのです。センス抜群にして秀逸で、この六文字を見ただけでワクワクが止まりません。

悪役令嬢が、どんな呪いの俳句を詠むのやら、と想像したら…これが風流で味わい深い。異世界にも季語の概念があるとは! 雅やかで素敵です。

構成は先ず、令嬢様が一句をお詠みになり、続いて、詠まれた心情、事情などを綴る詞書(ことばがき)が添えられます。

そこに令嬢のご生育や心境の変化なども織り込まれ、図らずも読者が感情移入させられてしまう。実は、ええ子では?

読んでびっくり、唯一無二の異世界俳句ワールド。強烈にして鮮烈なタイトルに偽りなしで、面白すぎる。作者様のアイデアに脱帽です。

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