無気力な次期領主が代わりの領主を探すために、やる気を出したらどうなるかわかってるの？

5歳の時に、父オリヴァーの代わりとして領主代理となった少年”レン・シルフォード”は何事にも無気力でやる気全く無い。

そんな彼は、領主の仕事が面倒くさいと思った瞬間……ある事を思いついた。

「…僕と父さんの代わりになる領主がいれば家族みんなで平和に過ごせる」

その夢を実現するために、不本意ながらもシュトラウス王国王都にある【王立フリーデン学園】に入学し代わりとなる領主を探す。

これは…無気力な少年が時々誰かを助けたり、助けなかったりする物語だ。