概要
ボードレールの『惡の華』のオリジナル訳です。
ボードレールは、人間を『退屈』に住む『悪』だと思っていたようです。
『悪』を詠えば、人間の本質に迫れました。
『悪』はまた、衝動的で扇動的で曖昧でした。
衝動的で扇動的で曖昧なものは、おもしろおかしく好き勝手に扱えました。
ボードレールによって『悪』は、『滑稽』にも『美』にも、『神』にさえなりました。。
そして人間は、『滑稽』や『美』や『神』に変えられました。
ボードレールのやったことは、つまるところそれだけのことです。
構えて読むと馬鹿をみます。
では、ボードレールの言葉遊びの世界に一緒に浸りましょう。
追記
ところで、この詩集は、『悪の華』を訳したものとは到底言えません。
オリジナルの内容・文章・文脈・単語など大胆に変更しています。また、
ボードレールの真骨頂との言える韻への配慮も行っ
『悪』を詠えば、人間の本質に迫れました。
『悪』はまた、衝動的で扇動的で曖昧でした。
衝動的で扇動的で曖昧なものは、おもしろおかしく好き勝手に扱えました。
ボードレールによって『悪』は、『滑稽』にも『美』にも、『神』にさえなりました。。
そして人間は、『滑稽』や『美』や『神』に変えられました。
ボードレールのやったことは、つまるところそれだけのことです。
構えて読むと馬鹿をみます。
では、ボードレールの言葉遊びの世界に一緒に浸りましょう。
追記
ところで、この詩集は、『悪の華』を訳したものとは到底言えません。
オリジナルの内容・文章・文脈・単語など大胆に変更しています。また、
ボードレールの真骨頂との言える韻への配慮も行っ
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!『惡の華』
人間の本性が覗けますよ。
ボードレールの『惡の華』の訳だそうです。
面白いですよ。一部、不適切な表現がありますが、気にする事はありません。
人間全体の中の一部分ですから。
明るい、美しい、清らかで、楽しく、正しく、好感のもてる文は、薄っぺらく印象に残りづらく思うのです。
そこへ少しだけ残虐非道を挿入したら、いい味が出ると思いませんか。隠し味です。
味に深みが出るのです。
物書きなら、この要素は検討すべきかと思いますが。
私はポンと何番目かの『腐乱死体』に飛んで読み始めました。
腐乱死体を彼女と見る描写です。
『九相図』を思いました。人間が死んで黒ずんで、蛆虫がわき、腐乱が進み、膨張…続きを読む