月光そのもののように清澄な名短編!

全てを失った「ぼく」のもとに届く、ふしぎなハガキ。「月」と名乗る送り主の正体は果たして――?
端整な文章で紡がれる、美しくて静かでノスタルジックで心温まる小説。主人公の人柄や心の動き、古い家の描写、「月」の正体――全てが胸に沁みます。
まさに「大人の童話」というタグがピッタリです!