全てを失った「ぼく」のもとに届く、ふしぎなハガキ。「月」と名乗る送り主の正体は果たして――?端整な文章で紡がれる、美しくて静かでノスタルジックで心温まる小説。主人公の人柄や心の動き、古い家の描写、「月」の正体――全てが胸に沁みます。まさに「大人の童話」というタグがピッタリです!
太陽ではなく月熱線の無い炬燵倒れていた黒い猫周りの価値観ではなく幸せとは己の心の在りようなのだと
このレビューは小説のネタバレを含みます。全文を読む(142文字)
このレビューは小説のネタバレを含みます。全文を読む(112文字)