ずっと「どきどき」「ぞくぞく」「ふわふわ」不思議な気持ちになれる。

『俺はどうやら絵の中のアイツからストーカー行為を受けているらしい?』

まず、絵の中?どういこと?
と思わせられるタイトルに惹かれます!

夜になると、見知らぬ女性の鳴き声が玄関から聞こえるという主人公の新作。
しかも、新作以外の人にはこれが聞こえないし見えないという。

では、幽霊の類かと言えば、どうやらそうと断定もできない。
新作の心の問題か。あるいは幻想か。

常に何かが起こりそうな展開。徐々に明らかになってゆく物事。
そして、作者様の文章術がまたこの物語の世界観を盛り上げてきます。

ホラー要素は苦手な私ですが、先が気になりついつい読めてしまいます。
一話一話が短いので、テンポよく読み進められるのもいいですよ!