【地元民推薦】北海道開拓史と網走刑務所の裏側を知りたい方へ

網走刑務所はご存じの方も多いでしょう。明治時代に作られ、今では当時の建物を再現した博物館となっている、ゴールデンカムイにも出てきたアレです。
ではその網走刑務所に収監されていた囚人達が従事していた労働とは・・・?

地元では郷土史として小学校の授業で習うのですが、現在の国道39号線などを作ったのがその囚人労働です。-30℃にもなる極寒の中で大木を切り倒し道路とする労働は過酷を極め、まさに想像を絶するものでした。
囚人は二人一組で鎖と鉄球に繋がれ、そのまま作業だけでなく食事や睡眠、排泄まで一緒。極寒と疲労と病気でばたばたと倒れていく囚人達、死ねば足首に鎖をつけたまま道端に埋められる。看守に逆らう者はそれすら許されず惨殺され、見せしめとして死体は獣に喰い荒らされる・・・

地元民なら知っています、これは実話です。道路沿いには彼らの霊を慰める「鎖塚」という碑がいくつも建てられています。
是非ともこのお話をお読み頂き、北海道開拓と網走刑務所の歴史に思いを馳せて頂きたいと願うものです。