見た目とはまったく違う腹黒令嬢。でも本当は見た目通り心はピュアピュア！

何を言っているのかわからない人はこの作品を最初から最後まで読むといい。

ずっとウェルシェの心の声を聞かされる身にもなってほしい。
とにかくかわいい。
ウェルシェ自身は自分の見た目が非常に美しいことは理解し、それを最大限利用することに躊躇がないが、その実、本当の美しさはその心にあることを認識できていない。

終始ニヤニヤしっぱなしで表情が戻らなくなっても後悔しないのなら、この作品を読んでほしい。

そしてエーリック王子の成長の物語としても楽しく読める。
どちらに感情移入してもおもしろい作品となっている。